2022年10月の記事一覧
活気に満ちた にじのおか祭
児童生徒が楽しみにしていた今年の「にじのおか祭」は、10月22日(土)に『げんき えがお ありがとう』をテーマに開催することができました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一般公開は行いませんでしたが、保護者の皆さんに、小・中学部の歌や器楽演奏、劇等の発表、中・高等部の作業製品販売や実演体験、全学級の作品展示を通して、日頃の学習の成果を発表することができました。
コロナ禍のため、活動が制限されることもありましたが、それぞれの発表や活動場面では、児童生徒一人一人が自分の役割に一生懸命取り組んだり、みんなで協力しながら活動を盛り上げたりする姿を見ることができてとても良かったと思いました。
また、高等部の作業体験では、私自身が家庭班の「こぎん刺しマグネット作り」と清掃班の「テーブル拭き」を体験させてもらいましたが、それぞれ担当した生徒が緊張しながらも、やることを分かりやすく丁寧に教えてくれました。学習を通して身に付けた知識や技術を人に伝える姿に触れ、とても頼もしく感じました。
児童生徒の発表や販売、作品等から、元気な姿やたくさんの笑顔、感謝の気持ちが伝わってきており、とても活気に満ちたにじのおか祭になったと思います。
令和4年10月28日
校長 西村 則昌
福島県特別支援学校スポーツ大会
第21回福島県特別支援学校スポーツ大会が、10月8日(土)あづま総合運動公園において開催され、本校からは、高等部生徒が、フライングディスク、バスケットボール、陸上、サッカーの4競技に参加しました。前日には、校内で壮行会が行われ、各競技の部長から大会での目標や意気込みが発表され、その後、選手に向けて応援団や生徒たちから熱い声援が送られました。
大会当日は、天気にも恵まれ、家族や友達の声援を受けながら、一人一人が練習の成果を精一杯発揮し、チーム競技においても励まし合い協力し合いながら試合に臨み、真剣な表情を見せたり、身体全体で喜びを表現したりするなどの姿が見られていました。
コロナ禍のため、部活動の練習も制約を受けることもありましたが、最後まで頑張ることができた経験を自信にして、これからの運動や身体づくりに取り組んでいってほしいと思います。
令和4年10月20日
校長 西村 則昌
修学旅行を通して
今年度も新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、当初の計画から旅行先や期間等について変更した内容もありましたが、小学部はいわき方面、中学部は会津・猪苗代方面、高等部は石川・福井方面において実施し、9月末までに全学部の修学旅行を無事終了することができました。
児童生徒は、新型コロナウイルス感染症予防に努めながら、事前学習で学んだことについて学校から離れた場所で、実際に自分の目で見たり、話を聞いたり、体験したりしながら活動に取り組むことができました。新たな発見に喜びや驚きを感じたり、興味関心を高めたりするなど、学校では味わうことのできない数多くの経験を積むことができたと考えております。また、友達と一緒に行動する中で、友達とのかかわりを楽しんだり、集団行動や社会のルールを学んだりする機会にもなりました。
修学旅行中の児童生徒の表情や会話、行動等からも一つ一つの活動が充実していることが伺えており、それぞれの修学旅行を通して学んだことや友達と過ごした時間、思い出をこれからも大切に過ごしてほしいと思います。
令和4年10月5日
校長 西村 則昌