1学期を振り返って
2020年8月4日 10時09分《1学期を振り返って》
1学期は、新型コロナウイルス感染症の影響から、約1ヶ月の臨時休業があったり、教育活動の中止や延期等の対応を行ったりすることがありました。そのため、子供たちは、学校や自宅等でのリズムがなかなか整わなかったり、友達や先生の名前や顔を覚えるのに少し時間がかかったりしたのではないかと感じています。
それでも、少しずつ校内で元気な声が聞かれるようになったり、一生懸命勉強や運動に取り組んだりする姿が見られるようになってきました。
全校で取り組んでいる朝の運動の『あぶスポタイム』では、自分の目標に向かって、校庭や体育館を先生や友達と一緒に歩いたり、走ったりして元気に体を動かしている姿がたくさん見られました。また、教室内や廊下の掲示板には、シールの張られたがんばりカードで、成果を確認することができました。
小学部の集会委員会と高等部の生活委員会が協力して行った『朝のあいさつ運動』では、子供たちの「おはようございます」という大きな声が広がり、皆さんを明るい気持ちにしてくれました。
高等部の産業現場等における実習は、当初の計画より3週間遅れてスタートしましたが、校外校内の実習ともに、一人一人が自分の進路を見据えて、目標が達成できるように努力する姿が見られていました。
子供たちには、1学期にできたことや頑張ったことは、自信をもって2学期もしっかりやってほしいと思います。
夏休み中は、交通事故やけが、熱中症などに十分注意するとともに、新型コロナウイルス感染症については、引き続き健康観察やマスクの着用、手洗い、手指の消毒等の感染予防を心掛けて過ごしてほしいと思います。
2学期の始業式には、 全員が 元気な顔で登校してくれることを願っています。
《第1学期終業式の様子》 第1学期終業式は、新型コロナウイルス感染症対策として、校長室から放送により式を執り行いました。 「校長先生のお話」の後に行われた「ぼくの、わたしの夏休みの計画」では、小・中学部、高等部のそれぞれの代表児童生徒が、マイクの前で話すという経験したことのない状況下で、自分自身の計画を立派に発表することができました。 また、「校歌斉唱」では、スピーカーから流れる音楽を聞きながら、元気よく歌ったり手拍子したりする様子が各教室で見られました。
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令和2年7月31日
校長 西村 則昌