【高等部2学年】「書に込める 私の想い」
2024年11月6日 16時05分 高等部2年5組では、年間を通して「自分の今の気持ち」を表現する学習活動に取り組んでいます。
4回目となる今回は、後期現場実習に向け、「今の自身の気持ち」を振り返りながら毛筆による表現に取り組みました。
自分の気持ちを「言葉や文字」にして表現することで、今の自分が考えていることや、心身の状態について気付くことにつながります。継続的な取り組みにより、初回は5時間程度要しましたが、現在では2時間程度で表現することができるようになってきました。
2学年は、高等部に入学してから初めてとなる「校外における実習」や修学旅行などの行事もあり、多くの「初めて」を経験する学年になります。その中でも2学期は生徒たちがそれぞれ忙しさを感じる日々を過ごしていますが、節目に自己を見つめる活動を取り入れることで、それぞれが「自分自身の変化と成長」に気付くことができたように思います。
ノートに今の気持ちを書き連ね、その文章をもとに熟語を考えて書く生徒、書き連ねた気持ちからキーワードを拾い上げ、Web上から四字熟語を調べる生徒など、進め方は様々ですが、それぞれが試行錯誤しながら取り組んでいました。
また、後期現場実習における実習先での注意点について書き連ねている生徒が多くみられました。それぞれが実習に向けての意識が高まっているように感じられます。
「卒業後の生活」を想像する。
生徒たちにはこれから様々な場面において、「判断や選択」が求めらます。それぞれの人生における重要な場面や節目において、自己の思いや願い、経験を踏まえ、自信をもって判断・選択をすることができるような力を身に着けることができればと思います。