学校長より ~Message From The Principal~

 本校は、福島県郡山市の東部、中田町の自然豊かな環境の中に位置し、平成6年に開校した知的障がい特別支援学校です。
 令和6年度は、小学部83名、中学部60名、高等部199名、計342名の児童生徒が在籍しており、県内ではいちばん大きな特別支援学校です。
 本校では、学校教育目標の3つの柱として「進んで学ぶ 生活に生かす」「みんななかよく 共に働く」「元気な体 健康に生きる」を掲げ、将来の「自立と社会参加」に向けて、各学部段階で児童生徒一人一人に適切な目標を設定し、その達成を目指した学習に取り組んでいます。
 児童生徒が学ぶ楽しさを感じ、学ぶ意味を理解しながら、それぞれが描く夢や目標の実現に向けて、充実した学校生活を送ることができるように努めています。
 また、地域支援センター「なないろ」を設置し、地域の小・中学校等に在籍する特別な支援を必要とする子供たちの学びの充実や、就学前から学校卒業後までの切れ目のない支援体制構築に向けて、小・中学校等や関係機関と連携を図りながら、相談支援や研修支援を行ってまいります。
 今後とも、児童生徒一人一人を大切にし、確かな学びにつながるよう、指導・支援を進めてまいります。保護者の皆様や地域の皆様、関係機関の方々の一層の御理解と御支援をよろしくお願いいたします。

                                    令和 6年 4月

                  福島県立あぶくま支援学校

校長 鈴木 龍也

 

                                           

                                   

学校経営・運営ビジョン ~Vision of school management~

お知らせ ~Message From The Principal~

1学期を振り返って

2020年8月4日 10時09分

《1学期を振り返って》

 1学期は、新型コロナウイルス感染症の影響から、約1ヶ月の臨時休業があったり、教育活動の中止や延期等の対応を行ったりすることがありました。そのため、子供たちは、学校や自宅等でのリズムがなかなか整わなかったり、友達や先生の名前や顔を覚えるのに少し時間がかかったりしたのではないかと感じています。
 それでも、少しずつ校内で元気な声が聞かれるようになったり、一生懸命勉強や運動に取り組んだりする姿が見られるようになってきました。

 全校で取り組んでいる朝の運動の『あぶスポタイム』では、自分の目標に向かって、校庭や体育館を先生や友達と一緒に歩いたり、走ったりして元気に体を動かしている姿がたくさん見られました。また、教室内や廊下の掲示板には、シールの張られたがんばりカードで、成果を確認することができました。
 小学部の集会委員会と高等部の生活委員会が協力して行った『朝のあいさつ運動』では、子供たちの「おはようございます」という大きな声が広がり、皆さんを明るい気持ちにしてくれました。
 高等部の産業現場等における実習は、当初の計画より3週間遅れてスタートしましたが、校外校内の実習ともに、一人一人が自分の進路を見据えて、目標が達成できるように努力する姿が見られていました。
 子供たちには、1学期にできたことや頑張ったことは、自信をもって2学期もしっかりやってほしいと思います。

 夏休み中は、交通事故やけが、熱中症などに十分注意するとともに、新型コロナウイルス感染症については、引き続き健康観察やマスクの着用、手洗い、手指の消毒等の感染予防を心掛けて過ごしてほしいと思います。
 2学期の始業式には、 全員が 元気な顔で登校してくれることを願っています。

 

《第1学期終業式の様子》

 第1学期終業式は、新型コロナウイルス感染症対策として、校長室から放送により式を執り行いました。

 「校長先生のお話」の後に行われた「ぼくの、わたしの夏休みの計画」では、小・中学部、高等部のそれぞれの代表児童生徒が、マイクの前で話すという経験したことのない状況下で、自分自身の計画を立派に発表することができました。

 また、「校歌斉唱」では、スピーカーから流れる音楽を聞きながら、元気よく歌ったり手拍子したりする様子が各教室で見られました。

  


                                           令和2年7月31日
                                            校長 西村 則昌

あぶくま支援学校マスコットキャラクター「ななちゃん」
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