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 本校は福島県郡山市の東部、中田町の自然豊かな環境の中に位置し、平成6年に開校した知的障がい特別支援学校で、小学部・中学部・高等部の児童・生徒が学ぶ、県内で最も規模の大きな特別支援学校です。

 令和6年度は、小学部83名(26学級)、中学部60名(17学級)、高等部199名(34学級)、計342名(77学級)の児童生徒が在籍し、スタートしております。(令和6年4月3日現在)
 本校では、学校教育目標の3つの柱である「進んで学ぶ 生活に生かす」「みんななかよく 共に働く」「元気な体 健康に生きる」について、小学部から高等部へと成長する中で、それぞれの目標が達成できるよう日々の指導に当たり、児童生徒の「自立と社会参加」をめざしています。

児童・生徒の活動紹介~Activities~

<中学部より> 「中学部 第1学年 宿泊学習」

2023年10月10日 16時35分

 9月21日(木)~22日(金)、1泊2日で郡山自然の家に宿泊してきました。1年生の約束事を、【①自分のことは自分でやろう。②友達と力を合わせよう。③自然とたくさん触れ合おう。】と決め、みんなで事前学習をしました。

 21日の天気は曇りで、いつ雨が降ってもおかしくない気候でしたが、二日間とも持ちこたえ、予定していた計画通りに活動することができました。自然散策では、季節の生き物を見つけたり、観察したりしながら、友達と一緒に活動することができました。森の標本箱では、木を使って子熊や豚、鳥(サザッピー)を制作して、個性と創造あふれる制作をすることができました。そして、野外炊飯では、2グループに分かれ、カレー作りに挑戦しました。普段料理の手伝いをしている生徒も、していない生徒も食材を切る係や火をおこしてご飯を炊く係等に分かれ、疲れている中、友達と力を合わせて苦労して作り、美味しいカレーを完成させました。初日の最後には、キャンドルファイヤーを行い、火の神から【友情・努力・協力・健康】について大切なお話を頂き、みんなで【せかいが一つになるまで】と【きょうのひはさようなら】を歌って、興奮する気持ちを落ち着かせて、眠りました。

 22日のフィールドアドベンチャーでは、平らでない道や細い山道を歩いたり、ターザンロープや吊り橋を渡ったりしながら、身体の調整力を養う活動を行いました。疲れも感じさせず、意欲的に歩く姿は頼もしかったです。

 2日間の活動で、慣れ親しんだ生活とは別の環境で生活することは、自立に向けて大切な経験になったと思います。まだまだできないこともたくさんあるかと思いますが、2日間で経験したことをこれからの生活に活かしてほしいと思います。

新着情報~what's new~

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