学校長より ~Message From The Principal~

 本校は、福島県郡山市の東部、中田町の自然豊かな環境の中に位置し、平成6年に開校した知的障がい特別支援学校です。
 令和6年度は、小学部83名、中学部60名、高等部199名、計342名の児童生徒が在籍しており、県内ではいちばん大きな特別支援学校です。
 本校では、学校教育目標の3つの柱として「進んで学ぶ 生活に生かす」「みんななかよく 共に働く」「元気な体 健康に生きる」を掲げ、将来の「自立と社会参加」に向けて、各学部段階で児童生徒一人一人に適切な目標を設定し、その達成を目指した学習に取り組んでいます。
 児童生徒が学ぶ楽しさを感じ、学ぶ意味を理解しながら、それぞれが描く夢や目標の実現に向けて、充実した学校生活を送ることができるように努めています。
 また、地域支援センター「なないろ」を設置し、地域の小・中学校等に在籍する特別な支援を必要とする子供たちの学びの充実や、就学前から学校卒業後までの切れ目のない支援体制構築に向けて、小・中学校等や関係機関と連携を図りながら、相談支援や研修支援を行ってまいります。
 今後とも、児童生徒一人一人を大切にし、確かな学びにつながるよう、指導・支援を進めてまいります。保護者の皆様や地域の皆様、関係機関の方々の一層の御理解と御支援をよろしくお願いいたします。

                                    令和 6年 4月

                  福島県立あぶくま支援学校

校長 鈴木 龍也

 

                                           

                                   

学校経営・運営ビジョン ~Vision of school management~

お知らせ ~Message From The Principal~

卒 業 式

2023年3月20日 15時30分

卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。

今年度の卒業式は、新型コロナウイルス感染症の影響もありましたが、感染対策を取りながら、小中高と学部ごとに分けて実施しました。

高等部は3月10日(金)に、小・中学部は3月17日(金)に行い、小学部12名、中学部30名、高等部52名が、学校生活での思い出を胸に無事卒業していきました。児童生徒は、3年ぶりにマスクを外して式に臨み、緊張したり、笑顔を浮かべたりしながら、一人一人とても立派に卒業証書を受け取ることができて、思い出に残る卒業式になったことと思います。

特に、中学部と高等部の卒業生は入学後の3年間、また小学部の卒業生は4年生からの3年間において、新型コロナウイルス感染症の影響等を大きく受けており、毎日の授業や学校行事等について計画通りに進められなかったり、たくさんの友達との活動が難しかったりすることが多くなってしまいました。また、大きな地震や水害等も経験し、厳しい状況にある中での学校生活でしたが、何事にも一所懸命取り組むことや笑顔、明るさを忘れずに過ごす姿を見せてくれており、経験を通して学んだことや何事にも前向きに取り組むことが、児童生徒一人一人の成長につながっていると感じました。

これからも、自分自身の頑張れる力や人との出会いの大切さを忘れずに、さらなる成長を願っています。

 

令和5年3月20日               

校長 西村 則昌

あぶくま支援学校マスコットキャラクター「ななちゃん」
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