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 本校は福島県郡山市の東部、中田町の自然豊かな環境の中に位置し、平成6年に開校した知的障がい特別支援学校で、小学部・中学部・高等部の児童・生徒が学ぶ、県内で最も規模の大きな特別支援学校です。

 令和6年度は、小学部83名(26学級)、中学部60名(17学級)、高等部199名(34学級)、計342名(77学級)の児童生徒が在籍し、スタートしております。(令和6年4月3日現在)
 本校では、学校教育目標の3つの柱である「進んで学ぶ 生活に生かす」「みんななかよく 共に働く」「元気な体 健康に生きる」について、小学部から高等部へと成長する中で、それぞれの目標が達成できるよう日々の指導に当たり、児童生徒の「自立と社会参加」をめざしています。

児童・生徒の活動紹介~Activities~

【共生社会の実現に向けて】~地域の中学校との交流及び共同学習を通して②~(中学部3学年)

2024年8月26日 16時50分

 中学部3学年では、先日お知らせした郡山第四中学校との交流学習に行ってまいりました。実際の交流学習では、開会式に始まり、ボッチャ大会や作業製品紹介などを行いました。

 ボッチャ大会では、交流校の生徒と合同で4チームを作り、協力して楽しみながらゲームをすることができました。ゲームをする際には各チームで代表者を決め、ボールを投げる順番をお互いに話し合いで決めました。

 その中で自分のやりたいことを伝えるだけでなく、交流校の生徒の話を聞きながら順番を決めることができ、相手の気持ちや思いを尊重しようとする態度が身についてきていると感じました。ゲーム中もお互いのプレーをよく見て交流校の生徒に対しても大きな声で応援する姿が見られました。

 次に作業製品紹介では、各作業班のキャップの生徒が製品の作り方を説明したり、実際に販売する製品を手に取って見てもらったりなどして自分が学んでいることを分かりやすく伝えることができました。

 発表の際は、話を聞いている人のほうを向き、聞き取りやすい声で話をしていて、普段の自分たちの活動を知らない交流校の生徒にも話が伝わるようにしようとする生徒の努力や工夫が伝わってきました。

 今回の交流学習を通して、交流校の生徒を意識して積極的に活動に取り組むことができました。特に初対面の人にも相手の気持ちを考えて関わることや初めて来た場所でも慌てずに先生の話を聞き、ルールを守って利用できることなど修学旅行前にも関わる大切な力を発揮することができたと思います。

 今後も修学旅行、高等部入試など様々な行事や挑戦がありますが、今回学んだことを生かしつつ、3学年一丸となって臨んでいきたいと思います。

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