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 本校は、福島県郡山市の東部、中田町の自然豊かな環境の中に位置し、平成6年に開校した知的障がい特別支援学校です。
 令和7年度は、小学部90名、中学部56名、高等部187名、計333名の児童生徒が在籍しており、県内ではいちばん大きな特別支援学校です。
 本校では、学校教育目標の3つの柱として「進んで学ぶ 生活に生かす」「みんななかよく 共に働く」「元気な体 健康に生きる」を掲げ、将来の「自立と社会参加」に向けて、各学部段階で児童生徒一人一人に適切な目標を設定し、その達成を目指した学習に取り組んでいます。

児童・生徒の活動紹介~Activities~

【共生社会の実現に向けて】~地域の中学校との交流及び共同学習を通して②~(中学部3学年)

2024年8月26日 16時50分

 中学部3学年では、先日お知らせした郡山第四中学校との交流学習に行ってまいりました。実際の交流学習では、開会式に始まり、ボッチャ大会や作業製品紹介などを行いました。

 ボッチャ大会では、交流校の生徒と合同で4チームを作り、協力して楽しみながらゲームをすることができました。ゲームをする際には各チームで代表者を決め、ボールを投げる順番をお互いに話し合いで決めました。

 その中で自分のやりたいことを伝えるだけでなく、交流校の生徒の話を聞きながら順番を決めることができ、相手の気持ちや思いを尊重しようとする態度が身についてきていると感じました。ゲーム中もお互いのプレーをよく見て交流校の生徒に対しても大きな声で応援する姿が見られました。

 次に作業製品紹介では、各作業班のキャップの生徒が製品の作り方を説明したり、実際に販売する製品を手に取って見てもらったりなどして自分が学んでいることを分かりやすく伝えることができました。

 発表の際は、話を聞いている人のほうを向き、聞き取りやすい声で話をしていて、普段の自分たちの活動を知らない交流校の生徒にも話が伝わるようにしようとする生徒の努力や工夫が伝わってきました。

 今回の交流学習を通して、交流校の生徒を意識して積極的に活動に取り組むことができました。特に初対面の人にも相手の気持ちを考えて関わることや初めて来た場所でも慌てずに先生の話を聞き、ルールを守って利用できることなど修学旅行前にも関わる大切な力を発揮することができたと思います。

 今後も修学旅行、高等部入試など様々な行事や挑戦がありますが、今回学んだことを生かしつつ、3学年一丸となって臨んでいきたいと思います。

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