<健康教育部より>「命を守るために~心肺蘇生法講習会~」
2025年7月31日 08時11分7月23日(水)に、日本赤十字社から講師をお招きして、「心肺蘇生法研修会」を行いました。教職員約70名が、「胸骨圧迫」、「AEDの使い方」の実技研修や窒息時の応急処置の講習を受けました。
講習では実技を行っただけでなく、次のような点についても説明を受け、いざというときに気をつける点を再確認する機会となりました。
- 心停止、意識障害、大出血などがある状況ではまず119番通報が先であること
- 「救急車を呼んでください」ではなく、「119番通報してください」と声をかけること
- 呼吸は10秒以内に判断し、判断に迷う場合は呼吸をしていないとみなして胸骨圧迫を行うこと
- 手の付け根に体重がかかるようにして胸の真ん中を押すこと
- AEDは、まず電源を入れ、音声ガイダンスに従ってパッドを装着すること
- 咳が出ない、声が出ないなどが窒息のサインとなること
- 窒息時にハイムリック法を行った場合には、内臓損傷の可能性があるため必ず救急隊に伝えること
正しい方法で救命処置を行うことは、命を救うにとどまらず、傷病者のその後の社会生活に大きな影響をもたらします。今後も、すべての教員が的確な処置を行えるよう、研修を重ねていきます。