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R7学校見学会のお知らせ

あぶくま支援学校 Webサイトへようこそ!~Welcome~

 本校は、福島県郡山市の東部、中田町の自然豊かな環境の中に位置し、平成6年に開校した知的障がい特別支援学校です。
 令和7年度は、小学部90名、中学部56名、高等部187名、計333名の児童生徒が在籍しており、県内ではいちばん大きな特別支援学校です。
 本校では、学校教育目標の3つの柱として「進んで学ぶ 生活に生かす」「みんななかよく 共に働く」「元気な体 健康に生きる」を掲げ、将来の「自立と社会参加」に向けて、各学部段階で児童生徒一人一人に適切な目標を設定し、その達成を目指した学習に取り組んでいます。

児童・生徒の活動紹介~Activities~

【高等部2学年】「書に込める 私の想い」

2024年11月6日 16時05分

 高等部2年5組では、年間を通して「自分の今の気持ち」を表現する学習活動に取り組んでいます。
 4回目となる今回は、後期現場実習に向け、「今の自身の気持ち」を振り返りながら毛筆による表現に取り組みました。
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 自分の気持ちを「言葉や文字」にして表現することで、今の自分が考えていることや、心身の状態について気付くことにつながります。継続的な取り組みにより、初回は5時間程度要しましたが、現在では2時間程度で表現することができるようになってきました。
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 2学年は、高等部に入学してから初めてとなる「校外における実習」や修学旅行などの行事もあり、多くの「初めて」を経験する学年になります。その中でも2学期は生徒たちがそれぞれ忙しさを感じる日々を過ごしていますが、節目に自己を見つめる活動を取り入れることで、それぞれが「自分自身の変化と成長」に気付くことができたように思います。

 ノートに今の気持ちを書き連ね、その文章をもとに熟語を考えて書く生徒、書き連ねた気持ちからキーワードを拾い上げ、Web上から四字熟語を調べる生徒など、進め方は様々ですが、それぞれが試行錯誤しながら取り組んでいました。
 また、後期現場実習における実習先での注意点について書き連ねている生徒が多くみられました。それぞれが実習に向けての意識が高まっているように感じられます。
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「卒業後の生活」を想像する。
生徒たちにはこれから様々な場面において、「判断や選択」が求めらます。それぞれの人生における重要な場面や節目において、自己の思いや願い、経験を踏まえ、自信をもって判断・選択をすることができるような力を身に着けることができればと思います。

【工場見学に行こう!】~工場見学から学ぶ、職業と進路~

2024年10月31日 15時22分

 昨年度に引き続き、福島県「感動!ふくしま」プロジェクトのご支援をいただき、株式会社宝来屋本店様の工場を見学させていただきました。
 「職業や進路に関わることに関心をもったり、調べたりすることができる。」、「仕事の種類や工程などに着目して、生産に携わっている人々の様子を捉え、地域の人々の生活との関連を考え、表現することができる。」という職業科や社会科の資質・能力を育成することを目標に学習に取り組みました。
 事前学習では、日程や場所などを確認した後、1~3年生が縦割りで5つのグループに分かれ、どんな質問をしたらよいかを考えました。

 当日は、最初にバスの中で専務の方から会社や味噌の歴史などを丁寧に教えていただきました。専務の方は学校の近くにお住まいとのことで、生徒にも親近感をもって、大変熱心で分かりやすくお話ししてくださって、生徒も集中して説明を聞くことができました。
 工場の中では、味噌の仕込みの工程を見せていただき、特別に触らせていただくこともできました。あぶくま支援学校の卒業生の方も就労されていて、実際に先輩の働く姿も見せていただくこともできました。また、イスラエルなど海外にも輸出していることを知り、新たな知識を得ることができました。

 バスに戻り、生徒からたくさんの質問をさせていただきましたが、専務の方に一つ一つ丁寧にお答えいただき、働くことの大変さや楽しさなどを教えていただきました。
 お土産として全員に味噌をいただきましたが、持ち帰って早速保護者とみそ汁を作った生徒もいました。
 生徒からは「発酵の仕方を知りました。」「外国の人も味噌を食べていることを知りました。」「こうじ菌が活動できる温度についての話がためになりました。」などの感想がありました。


 今回学習したことを、日々の学習や今後の進路学習に活かしていきたいと思います。

 お忙しい中、見学を快く引き受けてくださった株式会社宝来屋本店の皆様、大変お世話になりました。

【身近な電気について知ろう】(高等部)

2024年10月29日 13時40分

 10月24日(木)に高等部3年5・6・7組では、外部講師の(株)東北村田製作所を招いて電気について学習しました。
 身近な道具を使って電気ができることを映像を使ったクイズ形式でわかりやすく説明していただき、生活に使われている電気や電池について理解を深めました。

 後半は手作り乾電池つくりに挑戦しました。二酸化マンガンや亜鉛缶を使って、世界に一つだけのオリジナル乾電池を完成させました。豆電球が光ると笑顔が見られました。乾電池を2つ直列につなぐと光がもっと明るくなることを実感していました。

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