児童・生徒の活動紹介~Activities~

カテゴリ:児童生徒の活動紹介

高等部2学年2グループの修学旅行

 9月30日(金)に高等部2学年2グループの修学旅行が実施されました。修学旅行は、「訪問地での見学や体験活動を通し、それぞれの地域の文化や景観に興味をもち、楽しむことができる。」「公共の交通機関や施設の利用において、教師や友達と一緒に集団で落ち着いて行動する。」ことを目的に実施しました。

 アクアマリンいなわしろカワセミ水族館では珍しい川魚や水生生物、更にはカワウソの可愛さに感激する生徒たちの様子も見られました。

 猪苗代湖長浜散策では、猪苗代湖の壮大さや景観の素晴らしさ、冷たい水温に驚くなど目で見て肌で感じることができました。

 河京ラーメン館での昼食では、喜多方ラーメンの他にこづゆなどの会津地方の郷土料理を堪能しました。

 磐梯高原南ヶ丘牧場では、赤べこの絵付け体験や動物との触れ合いを楽しみました。センスあふれる世界に一つだけの赤べこを作り上げることができたほか、乗馬や餌やり体験を通して絵や写真とは一味違う動物の姿に魅せられました。

 日帰りでの修学旅行でしたが学校では味わうことのできない貴重な経験となりました。生徒たちにとっても忘れることのできない思い出の一つとなりました。

高等部2学年1グループの修学旅行

 10月8日(金)に高等部2学年1グループの会津若松市への修学旅行が実施されました。会津若松市内の見学や体験活動を通して「福島県の自然や歴史、文化、生活などに触れることで福島県について興味や知識を広げる。」、「集団の中での自分の役割を果たすとともに、相手のことも考える思いやりの気持ちをもち、落ち着いて安全に行動することができる。」ことをねらいとして実施しました。

 会津藩校日新館では、会津藩の武士の子どもたちが学んだ様子や施設を見学しました。今の自分たちの学校生活との共通点や違いについて気が付いたことを友達同士で話し合う様子が見られました。

 鶴ヶ城会館では、赤べこ、または起き上がり小法師の絵付け体験をしました。それぞれ事前学習で考えて準備した自分の下絵や見本を見ながら、個性豊かで素敵な作品を仕上げることができました。

 鶴ヶ城では、お城の大きさに驚いたり、天守閣からの景色のよさに感動したりしていました。

 福島県立博物館では、社会の授業で学んだ竪穴式住居や土器などの模型を実際に見ることで、さらに知識を深めることができました。

 最後の見学地の飯盛山では、当時の白虎隊の様子や心境に触れ、心を込めてお墓に手を合わせてきました。さざえ堂では入り口から入り、ぐるぐる回っている間にいつの間にか建物の外に出てきていることに不思議な感覚を覚えました。

 1日だけではありましたが、普段できない経験を通して、生徒達はたくさんの思い出を作ることができました。

<中学部より> 「路線バス乗り方教室」

 路線バスの乗車体験を通して、乗車の仕方や利用する際のマナーなどについて理解することを目的に、9月27日に中学2・3年の生徒32名が参加して「路線バス乗り方教室」を実施しました。

 福島交通(株)郡山支社の方に御協力いただき、実際の車両でICカードを使った乗車を体験しました。事前に乗り方について説明をいただいていて、「青い部分にカードをかざす」と理解していましたが、いざやってみるとスムーズにはできなかった部分もあり、実際にやってみて自分で気づいたことも多かったようです。その後、福島交通様のご厚意で、もう一度乗車することができ、スムーズにICカードを使うことができました。

 10月には「自力通学支援週間」があり、実際に郡山駅前から学校まで、高等部生徒と一緒に通学練習を行う活動も予定されています。高等部進学に向けて、路線バスを利用した通学方法を学ぶとともに、社会生活で生かせる力や態度を今後も育てていきたいと思います。

 

NEW 【高等部より】「ビジネスマナー ~スーツの着方と身だしなみ~」

 高等部3年1・2組では、7月19日(月)、『洋服の青山』の竹田圭介店長をお招きして、就職活動や卒業後に必要な身だしなみの出前講座を行いました。はじめにスーツ選びの説明を聞いた後、首回りや身丈、肩幅などの採寸をしていただきました。ネクタイも人数分準備していただき、全員一緒に結び方を練習しました。学校の標準服とは違う本格的なネクタイ結びに悪戦苦闘する姿が印象的たでした。スーツの試着体験や、ビジネスバックも手に取らせていただき、就職活動に必要な身だしなみについてプロの方から丁寧に教えていただくことができました。普段の進路に関する学習と関連付けながら、これからの進路に向けた学習に生かしていきたいと思います。

<中学部より> 「 七夕に願いを込めて 」 ~授業のようすから~

 6月中旬から生活単元学習の時間で、伝統行事についての理解を深め、その雰囲気を味わうとともに、読みやすい文字を書くことをねらいとして七夕飾り作りに取り組みました。7月7日七夕の日は、授業参観日でもあるので、保護者の方々にも飾りを見ていただくことを伝え、生徒を励まして学習をすすめてきました。授業では、「たなばたさま」の歌を歌ったあと、七夕の行事の由来や吹き流しや網飾りなどの七夕飾りに込められた願いなどについて学びました。その後、短冊に、1人3つずつ願い事を書きました。1つめは、本来、機織りなど技能の向上などの願いを書いていたことにちなんで、「上手にできるようになりたいこと」、2つめは「家族に関すること」、3つめは、条件なしで「自由」に書きました。生徒達は、お題を理解し、自分で考えながら短冊に願いを書くことができました。どの願い事からも、生徒達の素直な気持ちが感じられ、特に家族に関するものには心温まるものが多くありました。見ていただいた保護者の方や先生方からも、お褒めの言葉をいただいています。

 授業参観当日も、速やかに授業の準備が行うことができたり、集中して説明を聞き、積極的に発表できたりと、生徒達のがんばろうとする気持ちが十分に感じられました。生徒達の今後の成長が楽しみです。