児童・生徒の活動紹介~Activities~

2021年12月の記事一覧

<高等部より> 「バーチャル工場見学」

 3学年1・2・3・5・6組では、WEB会議システムを利用した「自動車リサイクルバーチャル工場見学」を行いました。NGP日本自動車リサイクル事業協同組合の青木さんから説明をいただいた後、自動車がリサイクルされる工程を動画で見学しました。途中クイズも出題され、楽しみながら積極的に参加することができました。見学した後には、青木さんに動画や資料をみて疑問に思ったことを質問し、より理解を深めることができました。

 また、事前・事後学習では3R(リユース・リデュース・リサイクル)についても学習し、普段の生活の中で実践可能なことを考える学習にも取り組みました。

<小学部より> 「 あぶスポチャレンジ 」

11月15日(月)から19日(金)にかけて、「第2回あぶスポチャレンジ」を実施しました。朝の運動「あぶスポタイム」で培った力を発揮できる場を設定し、わかりやすい形で評価することで運動意欲の向上や達成感につなげます。

6月に実施した「第1回あぶスポチャレンジ」の記録と比べると、皆レベルアップし、「負けたくない。」「楽しい。」「がんばったよ。」「次は勝ちたいな」などの感想も増え、一人一人の取り組む態度も充実してきています。

当日は、一人一人に応じた取り組みができるように、決められた距離を何分で走れるかを記録する「スピードコース」と一定時間内にどれくらいの距離を走れるかを記録する「チャレンジコース」を設け、実施場所も普段と同じように、体育館と校庭を選択できるようにしました。

 

<中学部より> 「 中学部3学年 修学旅行 」

 11月26日(金)、自分たちの住む「福島県」の地理や歴史について調べたことを生かしながら、様々な体験をし、見聞を広めることを目的に会津・猪苗代方面へ修学旅行に行ってきました。

 飯盛山では、白虎隊のお墓にみんなで手を合わせた後、白虎隊が鶴ヶ城を眺めた場所まで行きました。事前に行われた「にじのおか祭」において会津の歴史について発表したことを思い出しながら、白虎隊のように手をかざして鶴ヶ城の方向を眺めました。

 民芸の里「松良」では、あかべこの絵付けを体験し、こづゆや会津そば、ソースかつなど会津の味覚を堪能しました。

 鶴ヶ城市民公園では、曇りがちだった空がきれいに晴れ、青空にそびえたつ鶴ヶ城を眺めてきました。歩きながらお城が見えてくると、生徒たちからは驚きと喜びの声があがっていました。

 野口英世記念館では、生家や英世ロボット、館内展示を見学しました。たくさんの見学者がいましたが、マナーを守り譲り合いながら見学してくることができました。

 今回、修学旅行に出かけるまで、感染症予防のため途中日程の変更があったり、実施ができるかどうか心配な面もあったりしましたが、修学旅行先では友達とのやりとりを楽しんだり、たくさんの笑顔が見られたりするなど、思い出多い一日を過ごすことができました。

<中学部2年1,2,3組より> 「 おでかけまほろん 」

 12月1日(水)に福島県文化財センター白河館まほろんの方が来校し、2年1,2,3組が2,3校時に縄文時代の人々の生活について学習しました。体育館と、正面玄関を使って活動し、体育館では、縄文土器や、熊の毛皮、復元した弓矢などを展示して頂いたり、弓矢体験も行ったりしました。正面玄関では、火おこし体験を行い、火を起こすために「1・2・1・2。」の掛け声で頑張っていました。生徒たちは初めて見たものや体験したことが多く、大昔の人々の暮らしを知る良い機会になったと思います。

NEW 校長より「修学旅行を終えて」

 今年度の修学旅行については、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、当初の計画から日程や場所等の変更を行うこともありましたが、11月末の実施をもって、全学部とも無事に終了することができました。

 小学部はいわき方面、中学部高等部は会津・猪苗代方面へ出かけ、地域の歴史や文化等に触れながら見学したり、体験的な活動を行ったりすることができました。当日の活動では事前に学習してきたことが活かされ、事後学習では学んだことを振り返り、定着につながったと考えております。見たり、聞いたり、製作したりしながら興味関心を高めたり、感動したりする姿も随所に見られていました。また、友達と過ごす時間にも笑顔が見られ、思い出に残る一日を過ごすことができたと考えております。

一人一人が修学旅行での経験をこれからの生活や学習に活かしてほしいと思います。

 

                      令和3年12月6日               

                      校長 西村 則昌