児童・生徒の活動紹介~Activities~

2022年7月の記事一覧

令和4年度 心肺蘇生法講習会

 7月21日(木)、日本赤十字社福島県支部より2名の講師を招き、教職員を対象とした心肺蘇生法講習会が行われました。講習会では、4つの「生命の連鎖」について、お話をいただきました。「生命の連鎖」は、①予防、②早期発見、③一次救命処置、④二次救命処置が最も大事で、その中の一次救命処置の方法を受講しました。「心肺蘇生の手技」「AEDの使い方」「気道異物除去のしかた」についての説明と実演を交えた講習の後、一人一人が実践しました。また、2分間の心臓マッサージも体験し、体力的にも救助の際に応援者が重要であることを実体験することができました。

 質疑応答では、ペースメーカーの有無の見分け方、「要救助者から見て右側上部のあたりの皮膚の盛り上がりでわかる」ということや、「要救助者が大出血時は患部を直接圧迫しながら心臓マッサージを行う」など教えていただきました。講習を振り返り、活発な質疑応答が行われ、充実した講習会となりました。

 講習会で学んだことは、もしもの時に備えて、引き続き児童生徒の安心安全に努めてまいります。

<中学部より> 「中2の部屋」  美術 自然を生かして作ろう(森の標本箱)合同鑑賞会

 第2学年の美術の授業では、校外学習のクラフト活動の事前学習を兼ねて、「自然を生かして作ろう」の学習を行ってきました。校外学習で制作した作品と美術の時間で制作した作品を各学級で箱やケースにレイアウトして、作品名やがんばったポイントをプリントにまとめ、できあがった作品を持ち寄り、学年合同での鑑賞会を行いました。

 テレビに映った作品をみんなで鑑賞しながら、生徒一人一人が自分の作品の良さについて、言葉や身振りで伝えることができました。友達の作品を見て、「○○だ!」と生き物の名前を言ったり、気になる部分を指さししたり、鑑賞を楽しむ様子が見られました。また、教師が面白いアイデアや形の工夫を伝えると、興味をもって作品を見ていました。作品を通して、ものの見方や感じ方を広げる機会を2学期以降も設けていきたいと思います。

 制作した作品は、各学級の壁面等に展示してあり、多くの人に見ていただきました。

<小学部より> 「 委員会活動 ② 」

小学部では、5,6年生を中心に年間12回、木曜日の5校時に委員会活動を行っています。

前回の集会委員会に続き、今回はリサイクル委員会についてご紹介します。

リサイクル委員会では、主に毎日飲んでいる牛乳パックやトイレットペーパーの芯をまとめ、ごみ収集所に持っていく活動を行っています。

1学期は、新たに迎えた5年生と、1年先輩の6年生が一緒のチームとなり活動しました。初めは6年生も先輩になり、どのように5年生に関わっていいのか、戸惑っている様子も見られましたが、回数を重ねるうちに「一緒に行こう。」「〇〇くんにやり方を教えてもらった。」など、子ども同士の関わりが増えてきています。

2学期も友達と仲良く、協力しながらリサイクル活動を頑張ります!

<教務部より> 「第1学期終業式」

 7月20日、第1学期終業式を行いました。

 新型コロナウイルス感染症予防のため、小学部と高等部はタブレット端末等を活用してリモートで行いました。校長先生からは、「第1学期、学習や運動、行事などにがんばった姿がたくさん見られた。」「夏休み中も事故やけが、新型コロナウイルス感染症等に注意しながら、規則正しく、充実した夏休みを過ごしましょう。」との話がありました。その後、学部の代表が「1学期がんばったこと・夏休みの計画」というテーマで発表を行いました。また、「第67回福島県たなばた展」の特選入賞者の表彰も行いました。

 高等部では、8月5日に行われる「第10回福島県特別支援学校作業技能大会」に出場する生徒の壮行会も行いました。高等部応援委員会から「打て、打て、パソコン」「みがけ、みがけ、ビルクリ(ビルクリーニング)」などのエールを受け、大会への気持ちを高めていました。

 充実した夏休みを過ごし、2学期に元気に会えることを楽しみにしています!

 小・中学部は8月25日、高等部は9月1日より第2学期がスタートします。