児童・生徒の活動紹介~Activities~

2024年10月の記事一覧

【工場見学に行こう!】~工場見学から学ぶ、職業と進路~

 昨年度に引き続き、福島県「感動!ふくしま」プロジェクトのご支援をいただき、株式会社宝来屋本店様の工場を見学させていただきました。
 「職業や進路に関わることに関心をもったり、調べたりすることができる。」、「仕事の種類や工程などに着目して、生産に携わっている人々の様子を捉え、地域の人々の生活との関連を考え、表現することができる。」という職業科や社会科の資質・能力を育成することを目標に学習に取り組みました。
 事前学習では、日程や場所などを確認した後、1~3年生が縦割りで5つのグループに分かれ、どんな質問をしたらよいかを考えました。

 当日は、最初にバスの中で専務の方から会社や味噌の歴史などを丁寧に教えていただきました。専務の方は学校の近くにお住まいとのことで、生徒にも親近感をもって、大変熱心で分かりやすくお話ししてくださって、生徒も集中して説明を聞くことができました。
 工場の中では、味噌の仕込みの工程を見せていただき、特別に触らせていただくこともできました。あぶくま支援学校の卒業生の方も就労されていて、実際に先輩の働く姿も見せていただくこともできました。また、イスラエルなど海外にも輸出していることを知り、新たな知識を得ることができました。

 バスに戻り、生徒からたくさんの質問をさせていただきましたが、専務の方に一つ一つ丁寧にお答えいただき、働くことの大変さや楽しさなどを教えていただきました。
 お土産として全員に味噌をいただきましたが、持ち帰って早速保護者とみそ汁を作った生徒もいました。
 生徒からは「発酵の仕方を知りました。」「外国の人も味噌を食べていることを知りました。」「こうじ菌が活動できる温度についての話がためになりました。」などの感想がありました。


 今回学習したことを、日々の学習や今後の進路学習に活かしていきたいと思います。

 お忙しい中、見学を快く引き受けてくださった株式会社宝来屋本店の皆様、大変お世話になりました。

NEW 【身近な電気について知ろう】(高等部)

 10月24日(木)に高等部3年5・6・7組では、外部講師の(株)東北村田製作所を招いて電気について学習しました。
 身近な道具を使って電気ができることを映像を使ったクイズ形式でわかりやすく説明していただき、生活に使われている電気や電池について理解を深めました。

 後半は手作り乾電池つくりに挑戦しました。二酸化マンガンや亜鉛缶を使って、世界に一つだけのオリジナル乾電池を完成させました。豆電球が光ると笑顔が見られました。乾電池を2つ直列につなぐと光がもっと明るくなることを実感していました。

<中学部より>「協力し合って楽しんだにじのおか祭!」~にじのおか祭 作業作品販売・ステージ発表の様子~

「作業製品販売」 

 今年度の作業製品販売は、「販売をとおして、あいさつや接客マナー、金銭の取り扱い等についての学習を行う。」「みんなと協力して販売活動を行う。」という目的のもと実施しました。

 事前学習では、販売の仕方やマナーを学び、リハーサルも行って本番に臨みました。当日は、班ごとに団結し協力し合い、元気よく呼び込みを行って、マナーを意識しながら販売活動に取り組みました。

 事後学習では、今回売り上げた個数を班のみんなで確認して達成感を味わったり、当日の写真を見たりして、各自がんばったことや、学んだことを振り返りました。

 接客・販売という貴重な体験とともに、また新たな思い出を作ることができました。

「ステージ発表」

 今年のにじのおか祭は、有志によるステージ発表がありました。各学年の有志のみなさんが本番に向けて練習を重ね、本番当日は歌やダンスなどが披露され、学校全体で盛り上がりました。

 

キラキラ 〈小学部より〉「一人ひとりが輝いたステージ発表!」

 小学部では、楽器や歌、ダンス、宿泊学習の思い出など、積み上げた学びをステージで発表しました。最初は不安もあった子どもたちも日々の練習を積み重ねてきたことで、興味・関心・意欲を高め、友だちや教師と協力しながら主体的に取り組むことができるようになってきました。当日は、観客に緊張しながらも、今までの練習の成果を立派に発表することができました。にじのおか祭に向けた学習をとおして、成長を感じる場面が多く見られたことがとても良かったです。この経験を今後の学習への意欲に繋げていってほしいと思います。