学年・学級の交流を深めるための学校周辺の校外学習の予定は4月11日でしたが、天候の影響により中止になってしまいました。校外学習を楽しみにしていた生徒たちは残念そうでしたが、1学年全体でレクリエーションを実施しました。
まずは担任の先生方や1学年担当教員の自己紹介を行いました。そのあとは4つのグループに分かれてクイズ大会です。クイズの内容は先生方の好きなものや趣味など、普段の会話や自己紹介をしっかり聞いていれば分かる内容であり、リーダーを中心にグループ内で話し合い、優勝を目指し真剣に取り組む様子がみられました。
これからも共に活動をしながら集団の一員としての協調性を高め、学年の友達同士での親交を深めていきたいと思います。


令和7年4月8日(火)
令和7年度入学式が本日、行われました。
新入生は、緊張しながらも、これからの学校生活に期待している様子でした。これから始まる学校生活は、新入生にとって新たな環境になります。日々の学習の中で様々なことに前向きに挑戦し続けていってほしいと思います。また、児童生徒の皆さんが安心して、楽しく学習に臨めるように教職員一同全力で支援していきます。
保護者の皆様におかれましてもこれからの教育活動へのご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。この度はご入学、誠におめでとうございました。


農園芸班では、昨年度から地域との協働による学習の機会を取り入れてきました。生徒のこうなりたい!こうしたい!という想いから始まった取り組みは、地域の方々のあたたかい励ましをいただきながら深化を続けています。
【学校における地域との協働】
学校は、子どもたちの将来の自立と社会参加に向けて、その基礎となる力を培う場です。子供たちの豊かな学びと成長のためには、学校内における教師と子どもたちの学びのみならず、地域が学校や家庭と共に教育の担い手となり、地域全体で子どもたちの学びを展開していく環境づくりが重要となってきます。
これらの連携と協働は、地域や家庭における子どもたちの主体的な学びを促すことにもつながり、学びの深化の視点からも重要であると考えています。
【農園芸班における課題解決を地域の力で!】
農園芸班には、ビニールハウスの老朽化とトラクターの破損という2つの課題があります。

(5年前から使用不可となっているトラクター)
地元の自治会長さんや地域の方とのつながりの中から、昨年度は、お隣の須賀川市にて長年専業農家としてご活躍されている、設楽哲也様(https://www.instagram.com/tetsuyashidara/)と、ヤンマーアグリジャパン株式会社 東北支社 須賀川支店様(https://www.yanmar.com/jp/)にご協力をいただき、本校の圃場の整備をしていただきました。設楽さんは、専業農家になる前には、一般企業や小学校でのご勤務も経験されているということで、今後もぜひ機会を設定し、お話を伺えたらと考えています。

農園芸班では、今後も地域の皆様とのかかわりを大切にしながら学習活動を展開していきます。今年度もご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

「ぎゃおぎゃお~♪」「どしん、どしん!」

子供たちは、身近な動物などの題材の特徴をよく捉えており、音声や身振りなど表現する力の可能性を広く感じることができます。
小学部3年生は、今年から体育の学習が始まりました。3学期の内容は、『友達と一緒に身近な動物の動きをイメージし、音楽に合わせ楽しく表現運動をすること』をねらいとし、「へんしん!どうぶつ」という表現運動に取り組みました。
(1)【子どもたちの「好き」を表現】
子供たちが好きなもの、興味関心があるものは一人ひとり異なります。その中でも動物は、人気があり子どもたちがイメージをもちやすい題材の一つです。
そこで、うさぎや鳥、ゴリラ、恐竜など子どもたちに身近な動物に変身することをテーマにしました。写真カードを手掛かりに自分の中の動物のイメージを膨らませて表現したり、教師の手本や友達の動きを見て真似して表現したりしながら、子どもたちがそれぞれの方法で動物に変身することができるようにしました。

(2)【友達との協同的な学び】
3年生の体育はこれまでクラスの垣根を越えて、チームに分かれて学習活動に取り組んできました。今回は3チームに分かれて、学習のまとめとしてチームごとにダンスの発表ができるよう準備を進めてきました。最初はドキドキした様子の児童もいましたが、授業の回数を重ねるにつれて打ち解けてきた様子で、チームの友達の手を引いたり、「○○くん一緒にやろう。」と声をかけたりする姿も見ることができました。

チーム内では発表する動物の順番を話し合って決めることで、自分の想いだけではなく友達の好きなことにも関心を向けて踊ることができました。さらに、チームごとに発表を見合うことで、前に出て発表する力や相手の発表を見て感想を伝えあう力など、友だちと一緒に活動することでの更なる成長を感じることができました。
①【ダンスの構成を自分たちで考える=プログラミング的思考を意識した実践】
「プログラミングの学習ってどうやればいいの?」

小学校学習指導要領では、「児童がプログラミングを体験しながら,コンピュータに意図した処理を行わせるために必要な論理的思考力を身に付けるための学習活動」と示されています。
②【まとめ】
今回の学習のまとめは、「どうぶつたいそう1、2、3」をモチーフにしたオリジナルダンスを考え構成し、発表しました。オリジナルダンス作りでは学習過程に。自分たちで変身する動物を決める、動物の動きと組み合わせる、順番でおどるといった「プログラミング的思考」の要素の「順次」が含まれているといえます。

当日は、朝から歌いながら恐竜になりきって「ぎゃおぎゃお~♪」と手振りをつけたり、「たのしみ!」と笑顔を見せたりと、発表会を楽しみにしている様子でした。そして発表本番では、練習の成果を発揮して楽しく踊る姿やチームの友達と一緒に最後まで並んで踊る姿、友達のチームの発表を見て拍手を送る姿などが見られ、素敵な発表会になりました。

体を動かすことの心地よさや友達と一緒に活動することの楽しさを感じることができた表現運動。今回の表現運動で学んだ、子どもたちの自由な発想やイメージを表現する力をこれからも育むことができればと思います。