児童・生徒の活動紹介~Activities~

2024年7月の記事一覧

NEW 「木の箱をつくろう!」(高等部2年14組)

 高等部2年14組の2週間の校内・校外における産業現場等における実習では、初めての場所であっても気持ちや体調を整えながら、最終日まで取り組むことができました。実習後も活動を継続し、木の板を組み合わせて本やファイルを入れる木箱製作のために必要な技能を育むために、練習に取り組んでいます。

 やすりを使い方を少しずつ覚え、木の表面を滑らかにすることができました。板に木のパーツでそれぞれペンギン、くま、トンボなどの動物の顔を貼り付けていきます。可愛い木の箱を作るためにこれからも頑張っていきたいと思います。

NEW 【はたらく意義と協働】~前期産業現場等における実習~(高等部2学年)

 6月10日(月)から21日(金)まで産業現場等における実習を実施しました。2学年は校外における実習は初めて行うことから、生徒たちは緊張や不安感を感じている様子が見受けられました。毎日実習先に通ったり、作業に継続して取り組んだりすることで、少しずつ慣れていくことができました。
 今後は実習先で経験したことや学んできたことを生徒同士が共有し、将来の職業生活を具体的にイメージすることができるよう学習に取り組んでいきたいと思います。


<中学部より> 「工夫する力!理科の問題解決能力を伸ばす」【電気の通り道】

 

「今日はみんなが電気をつけよう!さあ、実験を始めよう。」


 これまでの学習で、電気の通るもの、通さないものを学び、学んだことを生かして電気の通り道(回路)を作る実験です。

生徒A「他の繋ぎ方はあるかな。」
生徒B「あれ、つかない」

生徒C「先生、手伝ってください!!」

生徒D(うまく繋げずイライラしてそう…)

 実験はうまくいかないことがあるもの。うまくいかない場合、どうしたらうまくいくか、考えて工夫することが大切と伝えます。

 自分で考え、課題を乗り越えた先にできた、分かったという経験は、これからの学習や人生においてうまくいかないことがあっても、自分の力で乗り越えることができる大切な力と考えます。

 今回の理科の力は「くらべよう!」頑張ることを生徒と共有しました。【理科の問題解決能力の育成】

 中学部2学年では、光っている時の回路は繋がっているか、繋がっていないか、金属で繋がっているかという様子を観察し、状況を関連付けて考える力を伸ばすことも意識します。

 教材作成において、生徒が自分でできるように、ワンタッチで電気が通るものが分かる教材や、身近で分かりやすい金属の道具を活用することとしました。

 うまくいかない場合には、前時で学んだことを生かします。

教師  「電気を通すものはどんなもの?」

生徒A「シルバーのもの!」

生徒B「金属!」

教師  「金属でつながっていないと電気が通らないね」

生徒A「あ、そうか!」

 初めは光らない、繋がらないこともありましたが、自分で考え工夫し、光った豆電球を自慢げに見せてくれました。

 今後も中学部理科では、子どもたちのできた、分かったという姿を増やしていくことのできるような学習活動を展開し、身近な事象の理解を深め、問題解決能力を働かせながら、理科の資質・能力を充実していくことができればと思います。

(中学部理科担当)

 

NEW 【働くことって?】~初めての前期校内実習を終えて~(高等部1-9)

 6月10日(月)~6月21日(金)の10日間、1年生にとって初めての高等部前期校内実習が行われました。
 個々の生徒の良さを更に伸ばすことができるように、丁寧な作業を意識することができる生徒2名はリサイクル(アルミ缶)班、体力に自信のある生徒1名は農園班に所属し作業に取り組みました。今回の目標として「時間を守る」「友達と一緒に取り組む」「丁寧に仕事をする」など、それぞれが自己の目標を設定して取り組みました。
 
 実習二週目に差し掛かると、生徒たちに疲れが見えはじめ、ミスが増えたり、効率よく作業に取り組むことが難しくなったりすることもありましたが、休憩時間にしっかりと体を休め、気持ちを整えたり、個々の目標を確認したりすることで実習最終日までやり遂げることができました。
 今後も自己の進路実現に向け、個々の適性や課題に応じた目標を生徒と一緒に設定し、キャリア発達を促していくことができればと思います。(学級担任)