児童・生徒の活動紹介~Activities~

~Activities~

<教務部より> 「第1学期終業式」

 7月20日、第1学期終業式を行いました。

 新型コロナウイルス感染症予防のため、小学部と高等部はタブレット端末等を活用してリモートで行いました。校長先生からは、「第1学期、学習や運動、行事などにがんばった姿がたくさん見られた。」「夏休み中も事故やけが、新型コロナウイルス感染症等に注意しながら、規則正しく、充実した夏休みを過ごしましょう。」との話がありました。その後、学部の代表が「1学期がんばったこと・夏休みの計画」というテーマで発表を行いました。また、「第67回福島県たなばた展」の特選入賞者の表彰も行いました。

 高等部では、8月5日に行われる「第10回福島県特別支援学校作業技能大会」に出場する生徒の壮行会も行いました。高等部応援委員会から「打て、打て、パソコン」「みがけ、みがけ、ビルクリ(ビルクリーニング)」などのエールを受け、大会への気持ちを高めていました。

 充実した夏休みを過ごし、2学期に元気に会えることを楽しみにしています!

 小・中学部は8月25日、高等部は9月1日より第2学期がスタートします。

 

 

<中学部より> 「 第1学年 校外学習 ムシテックワールドに行こう」

 ムシテックワールドでの校外学習では、簡単な科学の実験を行いながら、科学に対する関心を高めることや、集団で行動するときのルールや約束を守って活動することができることを目標にして取り組んできました。事前にムシテックワールドでの活動や日程等についての説明や画像を見たり、聞いたりすることで、生徒たちは期待感を持って当日を迎えることができました。

 当日のビーカーポップコーンの実験では、熱を加えることでポップコーンのはじける音や様子に思わず声が出たり、肩を揺らしたりして楽しみながら実験をすることができました。

  次に、ミニサイエンスショーでは、「びっくりレンジ」「ホバークラフト」などいろいろな実験を見せていただきました。特に、ホバークラフトでは、風を送り込むことでクラフトが膨らみ、座っている椅子ごと浮き上がっていく不思議な感覚を体験できました。体験した生徒も観覧していた生徒も、興味がかきたてられたようでした。

 交通機関や公共施設での過ごし方に関するルールについて、生徒一人一人が意識して活動に取り組むことができた校外学習でした。今回の活動を生かして、他の場面でもルールを意識した生活を送れるように学習していきたいと思います。

<小学部> 「 委員会活動 ①」

小学部では、5,6年生を中心に年間12回、木曜日の5校時に委員会活動を行っています。

今年度は集会委員会、保健委員会、運動委員会、リサイクル委員会の4つ委員会で活動しています。今回は、集会委員会をご紹介します。

集会委員会の主な仕事内容は、わくわくタイム(集会活動)の司会進行、掲示物作成、あいさつ運動等を行っています。

<小学部より> 「 第1回あぶスポチャレンジ 」

6月13日(月)~17日(金)の期間に、小学部で第1回あぶスポチャレンジを実施しました。

あぶスポチャレンジでは、毎朝のあぶスポタイムで培っている力を存分に発揮し、各学年や集団ごとに校庭を走ってタイムや周数を測定しました。

時間内に1周でも多く走ろうと一生懸命な姿や、少しでも速く走り切ろうと必死な姿が見られました。

最後には校長先生、副校長先生、教頭先生、小学部主事の先生から自分の記録が書かれてある賞状をもらい、「頑張った!」と皆達成感に満ちあふれた表情をしていました。

「次はもっと頑張ろう。」など早くも第2回に向けて意欲的な言葉も聞かれました。

次回のあぶスポチャレンジは11月です!第2回も自分の記録にチャレンジして頑張ってほしいと思います。

<中学部より> 「中2の部屋」 校外学習 郡山自然の家

 6月10日(金)に校外学習で郡山自然の家に行きました。入所式では、落ち着いて所員の方のお話を聞き、その後の活動に臨むことができていました。

 クラフト活動「森の標本箱」では、美術の時間で学習してきた材料の組み合わせ方や接着の技術を生かして、意欲的に作りたいものを制作することができました。

 制  

 制作後は雨天のため、総合活動館での活動になりましたが、トランポリンや平均台などのいろいろな遊具で、自分から運動を楽しむことができました。昼食は、美味しいお弁当を皆が嬉しそうに頬張っていました。

 当日は事前学習での約束「先生の話をよく聞いて行動しよう」「マナーを守って活動しよう」を意識して、活動することができ、実りの多い校外学習になりました。今後の学校生活につなげていきたいと思います。

<小学部より> 「運動会」

6月4日(土)に小学部の運動会が行われました。

運動会では、友だちと一緒に運動する楽しさを味わうことや、日頃の学習の成果を発表することで、一人一人が達成感を得ることをねらいとしています。

今年度も、新型コロナウイルス感染症対策として、1・4・6年生のAグループ、2・3・5年生のBグループ、2つのグループに別れての実施となりました。

当日は、これまでの練習の成果を発揮し、元気いっぱい、笑顔で楽しく身体を動かすことができました。

運動会で身に付けた自信を、学習や生活の場でも生かしていきたいと思います。

たくさんの温かいご声援、ありがとうございました。

<中学部より> 令和4年度福島県学校歯科保健優良校表彰式

 この度、学校歯科保健優良校表彰で中学部の取り組みが評価され、優秀賞をいただきました。

 それに伴い、6月9日に行われた「令和4年度福島県学校歯科保健優良校表彰式」に、校長先生と中学部代表生徒1名が参加しました。

 中学部では、キッチンタイマーや手鏡などを活用しながら、給食後の歯磨きを継続して行っています。また、美術の時間に歯磨き啓発ポスターを作成し、掲示することで、生徒同士で歯磨きへの意識を高め、習慣化を図ってきました。今回はそれらの取り組みが評価され、うれしく思います。

 今回は中学部での受賞となりましたが、保護者の皆様のご家庭でのご指導や、小学部からの継続した支援のお陰かと考えています。また、高等部でもより少ない支援で歯や口の健康づくりに取り組んでいます。  

 来年度も受賞できるよう、今後も学校全体で継続して歯や口の健康づくりに取り組んでまいります。

<中学部> 学年対抗リレー大会

 6月1日(水)天候に恵まれ、中学部学年対抗リレー大会が行われました。

 走る前後の手指消毒やリレー時以外でのマスク着用等、感染症対策に努めながら、「ショートトラックリレー」「ロングトラックリレー」の2種目を実施しました。あぶスポタイムや授業での練習の成果を発揮すべく、それぞれのチームが優勝を目指した本大会は、とても白熱したレースとなりました。

 競技を通じ、チーム一丸となって目標に向かって力を合わせることの大切さを感じ、今まで以上に学年・学部としてのチームワークを深めることができたように思います。

競技結果 

<ショートトラックリレー> 

優勝 3学年  2位 1学年  3位 2学年

<ロングトラックリレー>  

優勝 3学年(Aチーム)  2位 3学年(Bチーム)  3位 1学年  4位 2学年

<小学部> 「遠足に行ってきました!」

5月11日(水)に小学部3、4年生合同で、石筵ふれあい牧場へ遠足に行ってきました。

動物と触れ合い、生き物に対する興味関心や知識を深めたり、集団活動をとおして、公共施設の利用の仕方やマナーを身に付けたりすることをねらいとして実施しました。

マスクや手指消毒を行い、新型コロナウイルス感染症の予防に努めながら、馬や羊など動物への餌やりや変わり自転車などの活動を時間いっぱい楽しみました。

天候にも恵まれ、思い出に残る一日になりました。

 

<教務部より> 「 学校を花でいっぱいに 」

 昨年度、卒業生の多くがお世話になっているNPO法人すだち福祉会様から、「学校をお花で彩ってください。」と、富山のチューリップ等の球根を750球ご寄付いただき、小学部、中学部、高等部の児童生徒が春に色鮮やかなチューリップの花を咲かせるように願いを込めながら植え付けを行いました。

 寒い冬を超え、芽が出始めると「いつ、咲くのかなと?」と、心待ちにしていましたが、4月に入り暖かい日が続き桜が満開になると、チューリップの花が色鮮やかに次々と咲き始めました。

 あぶくま支援学校が、もっと花でいっぱいになるように今後も取り組んでいきたいと思います。

<小学部より> 「 家庭の交通安全推進員の委嘱状 」

 4月13日(水)、郡山警察署の方が来校され小学部6年生に「家庭の交通安全推進員の委嘱状」が、手渡されました。

 子供たちは、嬉しさと緊張感の表情でしたが、警察官の方から一人ずつ委嘱状をいただき、「交通ルールを守って生活できるように、みなさんがお手本になってください。」と、お話をいただくと、元気に返事をしていました。

 家庭の交通安全推進員として、頑張ってほしいです。

〈教務部より〉令和4年度入学式

令和4年度入学式が小・中学部は4月7日(木)、高等部は4月11日(月)に実施され、

小学部13名、中学部18名、高等部61名の新入生が入学しました。小学部・中学部の児童生徒は呼名にしっかりと返事をしていました。

高等部入学式では、新入生を代表して、柴田彩音さんが誓いの言葉を述べました。新しく始まる学校生活への希望を感じました。

<中学部より> 「 ボランティア委員会の様子 」

 中学部・ボランティア委員会では、学校前を通る県道のごみ拾いを行っています。1・2・3年生が学年ごとに3方向に分かれ、火ばさみを使ってごみを拾っています。ゴミの中で一番多いのが、たばこです。たくさん落ちていることもあるので、よく確認しながら歩いていますが、回数を重ねるごとに見つけるのが早くなってきました。拾いながら生徒たちは、「マナー違反だな。」「道路が汚れる。」と言いながら、マナーやルールの大切さについて再認識しています。これからも、“自分たちの住む街をきれいにする”という気持ちをもちながら、ボランティア活動に取り組んでいきたいと思います。

<中学部より> 「 保健体育(剣道)の様子 」

 中学部2年1~3組の保健体育では、武道(剣道)の授業を9回行いました。

 最初に礼法について学び、正座や座礼の仕方を練習しました。足さばきの練習では、竹刀を持って構え、前後左右にスムーズに移動したり、前に5歩、後ろに5歩移動したりしながら、前に出した右足と左足が離れすぎないことを意識して練習しました。そして、面・こて・胴の打ち込みにも挑戦しました。最初は腰が引けて力も入りませんでしたが、練習を重ねることで自信がつき、最後は力強く打ち込めるようになりました。また、自分達の活動の様子をタブレット端末で撮影し、学級で鑑賞しました。お互いに「どこがよかったか」「もっとかっこよくするためには、どうしたらよいか」などの意見を出し合うことで、自分の動きを客観的に振り返ることができました。

 これからも、武道で学習した体の使い方や姿勢などを取り入れながら、普段の生活にいかしていきたいと思います。

NEW <高等部より>「出前講座 ~選挙とは? 模擬選挙をしてみよう~」

 高等部3年4・6組では、社会科の授業で選挙についての出前講座を受講しました。前半は、選挙管理委員会の鈴木様をお招きし、政治や選挙についての講話をお聞きしました。後半は、講話をふまえて実際に模擬選挙を体験しました。模擬選挙では、3名の立候補者の演説を聞いて誰に投票するかを考え、実際の選挙と同じ流れで投票を行いました。受付、記載台、投票箱、立会人など実際の選挙会場と同じレイアウトで投票の体験をすることで、選挙の仕方や心構えを知ることができました。生徒は、「選挙があれば必ず行きます。」と感想を述べていました。

NEW <高等部より>「出前講座 ~私たちの暮らしと年金~」

 高等部3年1・2組では、社会科の授業で公的年金のしくみについての出前講座を受講しました。日本年金機構郡山事務所の角田様、戸倉様より、年金が暮らしを支える大きな力になっていることや、なぜ公的年金が必要なのかなど、公的年金について基本的なことを教えていただきました。

 講義を聞いた生徒は、障害年金について質問をするなど身近なこととして関心を高めることができました。

NEW <教育支援部より>「2学期の活動報告」

①<地域支援センター特別支援教育研修会>
 8月24日(火)に地域支援センター特別支援教育研修会をリモートで開催しました。新潟大学教育学部教授の有川宏幸先生より、「困った行動にも理由(わけ)がある」という演題で講演していただきました。行動を観察していくことや有効な観察記録の取り方など応用行動分析学の視点からわかりやすくお話いただきました。リモートでの開催となりましたが、県中地区の保育園、こども園、小・中学校の先生方など広く参加をいただきました。

②<教職員対象校内研修会~地域支援の実際~>
 10月27日(水)に校内の教職員を対象とした研修会を行いました。本校の「地域支援センターなないろ」の地域支援アドバイザーより、「地域支援の実際 研修支援に視点を当てて~自立活動を中心に~」と題して講話をいただきました。今年度の相談支援や研修支援、来校相談等の取り組み状況や、支援の内容について話を聞き、知見を深めました。一人一人が特別支援学校のセンター的機能としての役割について再確認しました。

③<中田地区家庭バレーボール大会>
 12月19日(日)に中田ふれあいセンターで中田地区家庭バレーボール大会が行われました。本校からは3チームが出場しました。 大会に向けて、11月下旬から週に一度、地域の方と共にバレーボールの練習を行ってきました。地域の方々にサーブの打ち方やゲームの進め方についてアドバイスをいただいたおかげで、4位という成績をおさめることができました。

<高等部より> 「バーチャル工場見学」

 3学年1・2・3・5・6組では、WEB会議システムを利用した「自動車リサイクルバーチャル工場見学」を行いました。NGP日本自動車リサイクル事業協同組合の青木さんから説明をいただいた後、自動車がリサイクルされる工程を動画で見学しました。途中クイズも出題され、楽しみながら積極的に参加することができました。見学した後には、青木さんに動画や資料をみて疑問に思ったことを質問し、より理解を深めることができました。

 また、事前・事後学習では3R(リユース・リデュース・リサイクル)についても学習し、普段の生活の中で実践可能なことを考える学習にも取り組みました。

<小学部より> 「 あぶスポチャレンジ 」

11月15日(月)から19日(金)にかけて、「第2回あぶスポチャレンジ」を実施しました。朝の運動「あぶスポタイム」で培った力を発揮できる場を設定し、わかりやすい形で評価することで運動意欲の向上や達成感につなげます。

6月に実施した「第1回あぶスポチャレンジ」の記録と比べると、皆レベルアップし、「負けたくない。」「楽しい。」「がんばったよ。」「次は勝ちたいな」などの感想も増え、一人一人の取り組む態度も充実してきています。

当日は、一人一人に応じた取り組みができるように、決められた距離を何分で走れるかを記録する「スピードコース」と一定時間内にどれくらいの距離を走れるかを記録する「チャレンジコース」を設け、実施場所も普段と同じように、体育館と校庭を選択できるようにしました。

 

<中学部より> 「 中学部3学年 修学旅行 」

 11月26日(金)、自分たちの住む「福島県」の地理や歴史について調べたことを生かしながら、様々な体験をし、見聞を広めることを目的に会津・猪苗代方面へ修学旅行に行ってきました。

 飯盛山では、白虎隊のお墓にみんなで手を合わせた後、白虎隊が鶴ヶ城を眺めた場所まで行きました。事前に行われた「にじのおか祭」において会津の歴史について発表したことを思い出しながら、白虎隊のように手をかざして鶴ヶ城の方向を眺めました。

 民芸の里「松良」では、あかべこの絵付けを体験し、こづゆや会津そば、ソースかつなど会津の味覚を堪能しました。

 鶴ヶ城市民公園では、曇りがちだった空がきれいに晴れ、青空にそびえたつ鶴ヶ城を眺めてきました。歩きながらお城が見えてくると、生徒たちからは驚きと喜びの声があがっていました。

 野口英世記念館では、生家や英世ロボット、館内展示を見学しました。たくさんの見学者がいましたが、マナーを守り譲り合いながら見学してくることができました。

 今回、修学旅行に出かけるまで、感染症予防のため途中日程の変更があったり、実施ができるかどうか心配な面もあったりしましたが、修学旅行先では友達とのやりとりを楽しんだり、たくさんの笑顔が見られたりするなど、思い出多い一日を過ごすことができました。

<中学部2年1,2,3組より> 「 おでかけまほろん 」

 12月1日(水)に福島県文化財センター白河館まほろんの方が来校し、2年1,2,3組が2,3校時に縄文時代の人々の生活について学習しました。体育館と、正面玄関を使って活動し、体育館では、縄文土器や、熊の毛皮、復元した弓矢などを展示して頂いたり、弓矢体験も行ったりしました。正面玄関では、火おこし体験を行い、火を起こすために「1・2・1・2。」の掛け声で頑張っていました。生徒たちは初めて見たものや体験したことが多く、大昔の人々の暮らしを知る良い機会になったと思います。

NEW 校長より「修学旅行を終えて」

 今年度の修学旅行については、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、当初の計画から日程や場所等の変更を行うこともありましたが、11月末の実施をもって、全学部とも無事に終了することができました。

 小学部はいわき方面、中学部高等部は会津・猪苗代方面へ出かけ、地域の歴史や文化等に触れながら見学したり、体験的な活動を行ったりすることができました。当日の活動では事前に学習してきたことが活かされ、事後学習では学んだことを振り返り、定着につながったと考えております。見たり、聞いたり、製作したりしながら興味関心を高めたり、感動したりする姿も随所に見られていました。また、友達と過ごす時間にも笑顔が見られ、思い出に残る一日を過ごすことができたと考えております。

一人一人が修学旅行での経験をこれからの生活や学習に活かしてほしいと思います。

 

                      令和3年12月6日               

                      校長 西村 則昌

高等部2学年2グループの修学旅行

 9月30日(金)に高等部2学年2グループの修学旅行が実施されました。修学旅行は、「訪問地での見学や体験活動を通し、それぞれの地域の文化や景観に興味をもち、楽しむことができる。」「公共の交通機関や施設の利用において、教師や友達と一緒に集団で落ち着いて行動する。」ことを目的に実施しました。

 アクアマリンいなわしろカワセミ水族館では珍しい川魚や水生生物、更にはカワウソの可愛さに感激する生徒たちの様子も見られました。

 猪苗代湖長浜散策では、猪苗代湖の壮大さや景観の素晴らしさ、冷たい水温に驚くなど目で見て肌で感じることができました。

 河京ラーメン館での昼食では、喜多方ラーメンの他にこづゆなどの会津地方の郷土料理を堪能しました。

 磐梯高原南ヶ丘牧場では、赤べこの絵付け体験や動物との触れ合いを楽しみました。センスあふれる世界に一つだけの赤べこを作り上げることができたほか、乗馬や餌やり体験を通して絵や写真とは一味違う動物の姿に魅せられました。

 日帰りでの修学旅行でしたが学校では味わうことのできない貴重な経験となりました。生徒たちにとっても忘れることのできない思い出の一つとなりました。

高等部2学年1グループの修学旅行

 10月8日(金)に高等部2学年1グループの会津若松市への修学旅行が実施されました。会津若松市内の見学や体験活動を通して「福島県の自然や歴史、文化、生活などに触れることで福島県について興味や知識を広げる。」、「集団の中での自分の役割を果たすとともに、相手のことも考える思いやりの気持ちをもち、落ち着いて安全に行動することができる。」ことをねらいとして実施しました。

 会津藩校日新館では、会津藩の武士の子どもたちが学んだ様子や施設を見学しました。今の自分たちの学校生活との共通点や違いについて気が付いたことを友達同士で話し合う様子が見られました。

 鶴ヶ城会館では、赤べこ、または起き上がり小法師の絵付け体験をしました。それぞれ事前学習で考えて準備した自分の下絵や見本を見ながら、個性豊かで素敵な作品を仕上げることができました。

 鶴ヶ城では、お城の大きさに驚いたり、天守閣からの景色のよさに感動したりしていました。

 福島県立博物館では、社会の授業で学んだ竪穴式住居や土器などの模型を実際に見ることで、さらに知識を深めることができました。

 最後の見学地の飯盛山では、当時の白虎隊の様子や心境に触れ、心を込めてお墓に手を合わせてきました。さざえ堂では入り口から入り、ぐるぐる回っている間にいつの間にか建物の外に出てきていることに不思議な感覚を覚えました。

 1日だけではありましたが、普段できない経験を通して、生徒達はたくさんの思い出を作ることができました。

NEW <にじのおか祭実行委員会より> 「 にじのおか祭 」

 10月23日(土)に、にじのおか祭が行われました。にじのおか祭は、学校全体の行事として友達や教師と一緒に協力して取り組んだり、学習の成果を発表することで今後の学習意欲を高めたりすることをねらいとしています。今回は小学部・ステージ発表、中学部・総合的な学習の時間の発表、作業製品販売、高等部・作業製品販売や体験等を行い、日頃の学習の成果を披露しました。保護者の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策にご協力いただきながらご覧いただき、ありがとうございました。

〇小学部
合奏やダンス、修学旅行の思い出など、これまで学習してきたことの成果をステージで発表しました。大きな舞台やお客さんに緊張しながらも、精一杯に披露することができました。

〇中学部
1学年はムシテックワールドでの体験、2学年は郡山自然の家での体験、3学年は鶴ヶ城や白虎隊について学習してきたことをもとに、それぞれ工夫をしながら発表しました。また、2・3年生は、作業学習で作った製品の販売も行いました。

〇高等部
作業班ごとに製品販売や作業実演、体験コーナー等を行いました。たくさんのお客さんに来ていただいたことで、生徒たちにとって良い経験になり、今後の学習意欲の向上にも繋がりました。

NEW 笑顔と元気にあふれた にじのおか祭

今年は、10月23日(土)に「にじのおか祭」が開催され、『力を合わせて 元気いっぱいの 笑顔をさかせよう』をテーマに、各学部が歌や劇、ダンス等の発表や作業製品販売、作品展示を行い、日頃の学習成果を発表する機会としました。
 今年度も新型コロナウイルス感染症の影響があって、昨年度に続き、保護者のみの見学となりましたが、多数来校いただき、児童生徒の頑張りや成長した姿を見ていただくことができたと考えております。

 小学部は、学年ごとに歌や楽器演奏、ダンス等の発表を行い、一人一人が、元気に伸び伸びと歌ったり、演奏したり、踊ったりして、みんなで協力しながら一つ一つの発表を作り上げることができました。

 中学部は、1・2年生は校外学習を通して学んだことを作文や劇等で、3年生は、会津について学習してきたことを劇で発表を行い、一人一人が緊張しながらもしっかり表現することができました。作業製品販売にも熱心に取り組む姿が見られていました。

 高等部は、午前と午後を通して、作業班ごとに作業製品販売や実演、体験等を行いました。生徒は販売活動や案内、呼び込み等の自分の役割に一生懸命取り組んでおり、人とやりとりする機会も貴重な経験になったと思います。

 作品展ラリーでは、「笑顔」をテーマにした作品や個性豊かな作品を校舎内に展示し、児童生徒が自分以外の作品を鑑賞したり、保護者の皆さんに見ていただいたりすることができました。

 児童生徒の緊張しながらも発表や作業製品販売等に一生懸命、生き生き取り組む姿には笑顔や元気があふれ、充実感や満足感を味わうことができたと思います。


                             令和3年11月8日
                             校長 西村 則昌

<にじのおか祭実行委員会より>「にじのおか祭 中学部・高等部作業販売製品のお知らせ 」

 10月23日(土)に、にじのおか祭が行われます。来校の際は中学部・高等部の作業製品の販売を行っておりますので、ぜひお立ち寄りください。なお、新型コロナウイルス感染症対策のため、来校者は本校児童生徒の保護者のみとなります。ご理解をよろしくお願い致します。

【中学部】
〇木工班…丁寧な作業を心がけ製作した「マルチラック」を販売します。
〇紙工班…5つの工程に分かれて製作した「封筒」と「ポチ袋」を販売します。
〇家庭班…刺し子をあしらったオリジナルの「バック」や「箸入れ」を販売します。
〇工芸班…和紙をはり重ね、繰り返し柿渋をぬって仕上げた「一閑張(いっかんば)り」の小物入れを販売します。
〇基礎作業班…紙工班と手芸班に分かれて作業しています。紙工班では、すいた紙で製作した「はがき」、手芸班では、アイロンビーズを使用したオリジナル製品を展示しています。

【高等部】
〇木工班…チョイス(便利台)、昨年度大人気だったスマホスタンドに加え、新たに「スパイスボックス」を数量限定で販売します。
〇家庭班…こぎん刺しで「しおり」作り体験を無料で行い、景品としてお持ち帰りいただけます。販売コーナーでは、さをり織りや卓上織り、こぎん刺しの製品を販売します。
〇工芸班…スマホケーブルや髪ゴム、ペンケースや小銭入れ等、様々な本革製品を販売します。
〇窯業班…例年大人気の「お皿セット」「しずく皿」に加え、「マグカップ」「タンブラー」等のカップ類、「一輪挿し」「土偶」等、一点物の焼き物を販売します。
〇農園芸班…「大根」「白菜」「さつまいも」など生徒が手間暇をかけて育てた旬の野菜を販売します。
〇清掃班…窓清掃の実演&体験コーナーを開催します。また、作業技能大会出場者によるデモンストレーションも行います。
〇産業班…日本三大饅頭の1つ『柏屋の薄皮饅頭』を販売します。また、生徒による箱折りの実演を行います。
〇基礎作業班…手芸製品(ストラップ、布製品、メッシュ製品)の販売、アルミ缶つぶしの体験(プレゼント付き)、
手芸・紙すき・缶つぶしの実演を行います。

<中学部より> 「路線バス乗り方教室」

 路線バスの乗車体験を通して、乗車の仕方や利用する際のマナーなどについて理解することを目的に、9月27日に中学2・3年の生徒32名が参加して「路線バス乗り方教室」を実施しました。

 福島交通(株)郡山支社の方に御協力いただき、実際の車両でICカードを使った乗車を体験しました。事前に乗り方について説明をいただいていて、「青い部分にカードをかざす」と理解していましたが、いざやってみるとスムーズにはできなかった部分もあり、実際にやってみて自分で気づいたことも多かったようです。その後、福島交通様のご厚意で、もう一度乗車することができ、スムーズにICカードを使うことができました。

 10月には「自力通学支援週間」があり、実際に郡山駅前から学校まで、高等部生徒と一緒に通学練習を行う活動も予定されています。高等部進学に向けて、路線バスを利用した通学方法を学ぶとともに、社会生活で生かせる力や態度を今後も育てていきたいと思います。

 

NEW 【高等部より】「ビジネスマナー ~スーツの着方と身だしなみ~」

 高等部3年1・2組では、7月19日(月)、『洋服の青山』の竹田圭介店長をお招きして、就職活動や卒業後に必要な身だしなみの出前講座を行いました。はじめにスーツ選びの説明を聞いた後、首回りや身丈、肩幅などの採寸をしていただきました。ネクタイも人数分準備していただき、全員一緒に結び方を練習しました。学校の標準服とは違う本格的なネクタイ結びに悪戦苦闘する姿が印象的たでした。スーツの試着体験や、ビジネスバックも手に取らせていただき、就職活動に必要な身だしなみについてプロの方から丁寧に教えていただくことができました。普段の進路に関する学習と関連付けながら、これからの進路に向けた学習に生かしていきたいと思います。

<中学部より> 「 七夕に願いを込めて 」 ~授業のようすから~

 6月中旬から生活単元学習の時間で、伝統行事についての理解を深め、その雰囲気を味わうとともに、読みやすい文字を書くことをねらいとして七夕飾り作りに取り組みました。7月7日七夕の日は、授業参観日でもあるので、保護者の方々にも飾りを見ていただくことを伝え、生徒を励まして学習をすすめてきました。授業では、「たなばたさま」の歌を歌ったあと、七夕の行事の由来や吹き流しや網飾りなどの七夕飾りに込められた願いなどについて学びました。その後、短冊に、1人3つずつ願い事を書きました。1つめは、本来、機織りなど技能の向上などの願いを書いていたことにちなんで、「上手にできるようになりたいこと」、2つめは「家族に関すること」、3つめは、条件なしで「自由」に書きました。生徒達は、お題を理解し、自分で考えながら短冊に願いを書くことができました。どの願い事からも、生徒達の素直な気持ちが感じられ、特に家族に関するものには心温まるものが多くありました。見ていただいた保護者の方や先生方からも、お褒めの言葉をいただいています。

 授業参観当日も、速やかに授業の準備が行うことができたり、集中して説明を聞き、積極的に発表できたりと、生徒達のがんばろうとする気持ちが十分に感じられました。生徒達の今後の成長が楽しみです。

NEW <高等部より>「YAN YAN SHOPを開こう!~商品の紹介と接客をしよう~」

 高等部3年7・8組では、生活単元学習でこれまで取り組んできた学習のまとめとして、お世話になっている先生方や友達を招待して販売学習を行いました。「プラバンのキーホルダー」「タイルをつかったトレー」「手作りうちわ」の3商品はすべて生活単元学習で手作りした商品です。レジブースでは、事前に配った手作りチケットの半券と商品とを交換するシステムになっています。店名の「YAN YAN SHOP」は、生徒6人の名前のイニシャルから付けました。

 おそろいのTシャツにバンダナ、店内は間接照明で大人っぽい雰囲気になりました。品揃えも豊富に、気合い十分で接客をする生徒たちは、はじめは緊張した様子もありましたが、大好きな先生がお客さんとして来てくれると、自分の商品を積極的にアピールするなど徐々に慣れてきて、大きな声で「ありがとうございました。」と挨拶する姿が印象的でした。いろいろな人たちと関わることを目的に、「YAN YAN SHOP」は、今後も学期ごとに開店予定です。




NEW <中学部より> 「1学年 校外学習 ~ムシテックワールド~」

 7月16日(金)中学部1学年は昆虫の展示物や科学の実験をとおして、自然や科学に対する関心を高めることや施設を利用する際のマナーや約束を守って集団で行動することを主な目的として、ムシテックワールドに行ってきました。

 事前学習では施設の画像を見ながら、どのような活動を誰と行うのか、また、マナーや約束について学習するとともに、活動のしおり作りを行いました。

 当日は2つに分かれた活動班でそれぞれに「葉脈標本しおり作り」と「ビーカーポップコーン」の体験学習を行い、その後は「空気」を題材としたサイエンスショー、さらには昆虫の世界を体感しながら学ぶことができる「なぜだろうランド」を見学しました。生徒たちは日常生活ではあまり感じる機会がない科学の力に驚きや感動といった様々な表情を見せながら楽しんでいました。

中学生になって初めての校外学習でしたが、マナーや約束を守って、活動することができました。今回の経験を今後の学校生活に活かしてほしいと思います。

NEW <中学部より>教育活動後援会会長様への製品販売会(紙工班)

 7月13日(火)にあぶくま支援学校教育活動後援会会長、佐久間喜重様が来校され中学部紙工班の製品(ポチ袋)をご購入してくださいました。紙工班では、4月から前期校内実習までの期間で、「一つ一つの作業を丁寧に行う。」ということを目標に製品作りに取り組んできました。

 販売当日も、佐久間喜重会長にポチ袋を直接手渡し、生徒達も売れた喜びとともに、丁寧に製品を作ることで購入してもらえることを実感できました。今回の販売の機会が生徒達にとってこれからの作業学習のさらなる意欲につながるとても良い経験になったと思います。

 教育活動後援会会長、佐久間喜重様このような機会を設けていただきありがとうございました。

NEW <小学部より> 「小学部6学年修学旅行」

7月8日(木)、9日(金)の二日間、いわき方面への小学部6学年の修学旅行が実施されました。見学や体験を通して自然への関心や知識を広げたり、公共施設でのマナーや集団行動のきまりを守ったりしながら、みんなと一緒に活動することをねらいとして実施しました。

初日は「アクアマリンふくしま」で、潮目の海の大水槽を力強く泳ぐカツオやマイワシといった魚たちを見学したり、カワウソやアザラシ、海鳥などの海や水辺の動物たちを見学したりしました。また、タッチプールでは、ヒトデやナマコに直接触れあう体験をすることもできました。二日目は、「いわき市石炭化石館ほるる」でフタバスズキリュウや、トリケラトプス、ティラノサウルスといった恐竜の化石を見学したり、模擬坑道で、昔はどのように石炭が掘られていたのかを知ったりすることができました。

普段できない経験を通して、子ども達はたくさんの思い出を作ることができました。

NEW <高等部より> 「 いっぱいの花々に今日も元気をもらってね  ~皆に楽しんでもらえる花壇をつくろう~ 」

高等部3年3組では、学校の正門に通じる花壇に花を植える活動を行いました。植えた花は、昨年度の生活単元学習で栽培・観察した花から採れた種を育てたものです。マリーゴールド、ホウセンカなど5種類の種を学校のビニールハウスで苗になるまで大切に育て、いざ花壇へ。固い土を掘り起こし、土を入れ替えるなどの作業を行い、花壇に移植しました。毎朝、水やりをして登校する生徒や先生方の目を楽しませています。

NEW <高等部より>「オリンピック・パラリンピックの学習」

 高等部の授業で、今月から開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、グループに分かれた調べ学習を行いました。調べた内容を模造紙にまとめ、今後展示していく予定です。

 生徒はタブレット端末や書籍を上手に活用しながら、オリンピック・パラリンピックの歴史をはじめ、開催の頻度やこれまでの開催国について詳しく学習しました。また、競技日程や種目を調べてオリンピック・パラリンピックカレンダーを作成したり、公式マスコットキャラクターである「ミライトワ」と「ソメイティ」の塗り絵や、5色のシンボルマークを制作したりと、制作に真剣に取り組みました。

 新型コロナウイルス感染症の影響で一年間延期された大会の開会式が今月23日(金)と迫っていますが、オリンピックやパラリンピックの歴史的な背景を知り、自国で開催されることに意義を感じながら、開催日を迎えてほしいと思います。

<小学部より>「第1回あぶスポチャレンジ」

 6月14日(月)~18日(金)の期間に、小学部で第1回あぶスポチャレンジを行いました。

 あぶスポチャレンジでは、毎朝のあぶスポタイムで培っている力を存分に発揮し、各学年や集団ごとに校庭や体育館を走ってタイムや周数を測定しました。校長先生や教頭先生からシールがもらえることを楽しみに走る児童や、自分の最速タイムの更新を目指して走る児童もおり、それぞれが一生懸命走る姿が見られました。

 最後には校長先生、教頭先生から自分の記録が書かれてある賞状をもらい、どの児童にも達成感に満ちあふれた表情が見られました。

 

<中学部より> 「2年生チーム優勝!【中学部学年対抗リレー大会】」

 6月9日(水)晴天の中、今年度も中学部において学年対抗リレー大会が開催されました。今大会では、1・2・3年生チームとオープン参加の選抜チームの計4チームで争われました。

 レースは笛の合図で一斉にスタート、序盤は選抜チームがリードしていましたが、どのチームも素晴らしいスムーズなバトンパスを行い、白熱したレースを繰り広げました。アンカーで2・3年生チームが選抜チームを抜き去り、1着2年生チーム、2着3年生チーム、3着選抜チーム、4着1年生チームでゴールという結果になりました。走る選手と応援する生徒が一体となって、最後まで迫力あるレースを展開することができました。

 この日は日差しが強かったため、生徒たちが協力してテントを4つはり、暑さ対策を施しました。また、大会の運営では、はじまりの会や終わりの会の司会を代表委員会の生徒が務め、全員で行ったラジオ体操では2年生生徒3名が前で手本を示してくれました。感染症対策として、手指の消毒の徹底と応援は声出しを控えて、各学年でこの日のために準備した応援旗を使って選手を鼓舞していました。生徒が主体となって活動したことで、本大会は大いに盛り上がり、自信につなげることができました。またチームとしてひとつの目標に向かって力を合わせることの大切さを感じていたようです。今後も学校生活を充実させる足掛かりにしてほしいと思います。

 

<中学部より> 「 中学部2学年校外学習 」

 6月18日(金)中学部2学年は、自然の中での活動やレクリエーション活動等校外での活動を通して自然に親しみながら友達や教師と一緒に取り組むこと等をねらいとして、郡山自然の家へ校外学習に行ってきました。今年度も宿泊学習を校外学習に変更しての実施でしたが、天候にも恵まれ計画していた自然の中での活動を友達や教師と一緒に楽しんでくることができました。

 事前の学習では、日程表を協力して作ったり、活動の練習をしたりするなどしてそれぞれの学級で取り組み、当日は、郡山自然の家の敷地内のコースを2つのグループに分かれ、起伏のある道を歩いたり景色を見たり風を感じたりして自然に親しみながら散策してくることができました。また、散策後には、広場にあるアスレチックで体を動かし、気持ちの良い汗を流すなど充実した1日を過ごすことができました。

<校長より>「子供たちが輝いた運動会」

 小学部の運動会は、昨年度、新型コロナウイルス感染拡大防止のため実施できませんでしたが、今年度は、6月5日(土)体育館において3学年ごとに分け、2班の入れ替え制にして実施しました。

 1年生と2年生にとっては、学校に入学してから初めての運動会となりましたが、ゴールを目指して走ったり、かごに向かって紅白の球を投げたりするなど、楽しそうに取り組んでいたのがとても印象的でした。

 子供たちは、日頃からあぶスポタイムや体育等で運動に取り組んでいますが、運動会当日も雰囲気を味わいながら笑顔で元気に身体を動かし、自分の参加する種目に一生懸命取り組んでおり、その姿から一人一人の成長を感じることができました。

                                   令和3年6月

校長 西村 則昌

NEW <小学部より>「運動会」

6月5日(土)に、小学部の運動会が行われました。運動会は日頃の学習の成果を発表することで一人一人が達成感を味わったり、集団での活動を通して友達と一緒に運動する楽しさを味わったりすることをねらいとしています。今年度は、新型コロナウイルス感染症の対策として、前半に1・3・6年生、後半に2・4・5年生と2グループに分かれて実施しました。 運動会当日は、手指消毒などの感染症対策に努めながら、団体種目や学年種目、リレーなどの各種目において、一人一人がこれまでの練習の成果を発揮し、生き生きと活動することができました。

<小学部より>「遠足に行ってきました!」

5月14日(金)に小学部3、4年生合同で、石筵ふれあい牧場へ遠足に行ってきました。動物と触れ合い、生き物に対する興味関心や知識を深めたり、集団活動をとおして、公共施設の利用の仕方やマナーを身に付けたりすることをねらいとして実施しました。マスクや、手指消毒をして新型コロナウイルス感染症の予防に努めながら、馬や羊など動物への餌やりや変わり自転車などの活動を時間いっぱい楽しみました。天候にも恵まれ、思い出に残る一日になりました。

 

【生徒指導部より】「高等部前期生徒会総会(リモート形式)」

 5月18日(火)に令和3年度高等部・前期生徒会総会が行われました。
 今年度の生徒会総会も昨年同様、新型コロナウイルス感染症予防対策の一環として、各教室にパソコンを配置しリモート形式(googleMeetの活用)により協議が行われました。
  新しいメンバーとなった生徒会役員も、初めての生徒会総会ということで緊張した様子もありましたが、堂々とした態度で臨むことができました。また、議長・副議長の進行のもと議事が適切に進められ、各部活動及び各委員会の代表生徒が年間活動計画を報告しました。
 今後も新型コロナウイルス感染症の影響により、様々な面で制限を受けることが予想されますが、生徒会が中心となって積極的に工夫や意見を出し合い、学校生活や学校行事をよりよいものにすることができるようにしたいと思います。

 

 

お知らせ 【高等部より】「作業学習がはじまりました。」

 高等部では、週に9時間(基礎作業班は6時間)、将来の職業生活や社会的自立を目指し、働くために必要な基本的事柄や様々な知識・技能・態度を身につける学習として『作業学習』を行っています。
 今年度も「木工班」「家庭班」「窯業班」「農園芸班」「工芸班」「産業班」「清掃班」「基礎作業班」の8つの班にわかれ、それぞれが目標をもち、メンバーと協力しながら取り組んでいます。
 1年生にとっては、初めての高等部作業班での活動となりますが、緊張しながらも2・3年生の先輩からルールや手順などを教わりながら、真剣な眼差しで作業に取り組む姿が見られました。

教務部より「令和3年度入学式」

 令和3年度入学式が小・中学部は4月7日(水)、高等部は4月9日(金)に実施され、小学部8名、中学部19名、高等部59名の新入生が新たな学校生活のスタートを切りました。
 マスクを着用したり、座席の距離をとったりと新型コロナウイルス感染予防対策を行ったうえでの式となりました。まだまだ新しい生活様式の配慮が必要となっていますが、それぞれのペースで、一歩ずつ一歩ずつ成長していってください。