~Activities~
【校内実習で学ぶ 進路・職業への挑戦】~校内実習を通して自身の働き方を考える。~
中学部の作業学習では、木工班、紙工班、工芸班、家庭班、カレンダー班の5つの班で日々学習に取り組んでおり、先日のにじのおか祭でもそれぞれの生徒が作業製品の販売を通して働くことの意味や意識を確認することができました。
11月6日より8日間、中学部後期校内実習として学校での作業実習に取り組みます。前期校内実習では、5日間だった校内実習も後期になると3日間長くなり、特に一年生の生徒にとっては初めての一週間を超える長期間の作業になります。前期校内実習で得たあいさつや身だしなみを整えること、人とのコミュニケーションの大切さ、最後まで責任をもって仕事に取り組むことの重要性などの学びを継続するとともにそれぞれが進学や進級を意識して、周りの人に気を配ることや、自分でペース配分を考えること、製品の質を大切にすることなどさらに挑戦的な目標をもって学習に取り組んでいきたいと思います。
普段の作業では学ぶことのできない進路・職業の学びを得る貴重な時間としてそれぞれの生徒が自身の進路について考えたり、長時間仕事をすることへの意識を高めたりすることができる経験にしていくとともに、さらに個々のキャリア発達を促す機会にしていきたいと思います。
【ヨークベニマルに行こう!】~公共施設利用のルールとマナー~
中学部2年3・4組では、10月23日(水)にヨークベニマル方八町店に行ってきました。これまでの授業では、自分の行ってみたい場所への行き方についてタブレット端末を用いて調べたり、公共交通機関についてのルールやマナーを学んだりしてきました。
今回の校外学習では、実際に路線バスを利用して最寄りのヨークベニマルに行き、事前学習で決めておいた買いたいものを探して買ってきました。
路線バスの運賃箱にお金を数えて入れたり、ヨークベニマルのレジで店員さんにお金を支払ったりと、これまで学習してきたことをしっかりと生かして落ち着いて活動することができました。
【地域との協働による学び】~生産物の地産地消と商品化~(高等部農園芸班)
【工場見学に行こう!】~工場見学から学ぶ、職業と進路~
昨年度に引き続き、福島県「感動!ふくしま」プロジェクトのご支援をいただき、株式会社宝来屋本店様の工場を見学させていただきました。
「職業や進路に関わることに関心をもったり、調べたりすることができる。」、「仕事の種類や工程などに着目して、生産に携わっている人々の様子を捉え、地域の人々の生活との関連を考え、表現することができる。」という職業科や社会科の資質・能力を育成することを目標に学習に取り組みました。
事前学習では、日程や場所などを確認した後、1~3年生が縦割りで5つのグループに分かれ、どんな質問をしたらよいかを考えました。
当日は、最初にバスの中で専務の方から会社や味噌の歴史などを丁寧に教えていただきました。専務の方は学校の近くにお住まいとのことで、生徒にも親近感をもって、大変熱心で分かりやすくお話ししてくださって、生徒も集中して説明を聞くことができました。
工場の中では、味噌の仕込みの工程を見せていただき、特別に触らせていただくこともできました。あぶくま支援学校の卒業生の方も就労されていて、実際に先輩の働く姿も見せていただくこともできました。また、イスラエルなど海外にも輸出していることを知り、新たな知識を得ることができました。
バスに戻り、生徒からたくさんの質問をさせていただきましたが、専務の方に一つ一つ丁寧にお答えいただき、働くことの大変さや楽しさなどを教えていただきました。
お土産として全員に味噌をいただきましたが、持ち帰って早速保護者とみそ汁を作った生徒もいました。
生徒からは「発酵の仕方を知りました。」「外国の人も味噌を食べていることを知りました。」「こうじ菌が活動できる温度についての話がためになりました。」などの感想がありました。
今回学習したことを、日々の学習や今後の進路学習に活かしていきたいと思います。
お忙しい中、見学を快く引き受けてくださった株式会社宝来屋本店の皆様、大変お世話になりました。
【”性”を学び自他を大切にする気持ちを育む】~特別支援学校における性に関する学習Vol.2~
【身近な電気について知ろう】(高等部)
10月24日(木)に高等部3年5・6・7組では、外部講師の(株)東北村田製作所を招いて電気について学習しました。
身近な道具を使って電気ができることを映像を使ったクイズ形式でわかりやすく説明していただき、生活に使われている電気や電池について理解を深めました。
後半は手作り乾電池つくりに挑戦しました。二酸化マンガンや亜鉛缶を使って、世界に一つだけのオリジナル乾電池を完成させました。豆電球が光ると笑顔が見られました。乾電池を2つ直列につなぐと光がもっと明るくなることを実感していました。
<中学部より>「協力し合って楽しんだにじのおか祭!」~にじのおか祭 作業作品販売・ステージ発表の様子~
「作業製品販売」
今年度の作業製品販売は、「販売をとおして、あいさつや接客マナー、金銭の取り扱い等についての学習を行う。」「みんなと協力して販売活動を行う。」という目的のもと実施しました。
事前学習では、販売の仕方やマナーを学び、リハーサルも行って本番に臨みました。当日は、班ごとに団結し協力し合い、元気よく呼び込みを行って、マナーを意識しながら販売活動に取り組みました。
事後学習では、今回売り上げた個数を班のみんなで確認して達成感を味わったり、当日の写真を見たりして、各自がんばったことや、学んだことを振り返りました。
接客・販売という貴重な体験とともに、また新たな思い出を作ることができました。
「ステージ発表」
今年のにじのおか祭は、有志によるステージ発表がありました。各学年の有志のみなさんが本番に向けて練習を重ね、本番当日は歌やダンスなどが披露され、学校全体で盛り上がりました。
〈小学部より〉「一人ひとりが輝いたステージ発表!」
小学部では、楽器や歌、ダンス、宿泊学習の思い出など、積み上げた学びをステージで発表しました。最初は不安もあった子どもたちも日々の練習を積み重ねてきたことで、興味・関心・意欲を高め、友だちや教師と協力しながら主体的に取り組むことができるようになってきました。当日は、観客に緊張しながらも、今までの練習の成果を立派に発表することができました。にじのおか祭に向けた学習をとおして、成長を感じる場面が多く見られたことがとても良かったです。この経験を今後の学習への意欲に繋げていってほしいと思います。
【学び創造プロジェクト】~進路・キャリアチームより~
【教育実習の先生との学び】(高等部)
1年6組に9月30日(月)~10月11日(金)まで、教育実習で家庭科の先生が来られています。
家庭科では、衣食住の食で「食生活と栄養」を学んでいます。食事の役割や栄養素について学び、調理実習に向けての学習が始まりました。この日は、「調理をはじめる前に」と「野菜の切り方」と「調理器具ってなに?」の授業でした。実習生の先生による授業です。「調理をはじめる前に」では、①身支度②手洗いの仕方を確認しました。「野菜の切り方」では、うす切り・ななめ切り・せん切り・たんざく切り・半月切り・輪切り・いちょう切りの切り方の6つの基本を学びました。
実際にキャベツやにんじんを使い、切り方の実演を見学し、先生の包丁さばきに歓声が上がっていました。今後の調理実習では、学習したことをいかして、おいしいみそ汁と温野菜が作れるようにしていきます。
<小学部より>「もうすぐステージ発表!」
いよいよ明日からにじのおか祭!
1年生から6年生まで、17日(木)に行われる、にじのおか祭ステージ発表当日に向けて練習を重ねてきました。
プログラム順にそれぞれの学年の発表の見どころをお知らせします。
1 5年生「もえろ 5ねんせい!」
宿泊学習を経験して、一回り成長した子ども達。これまでの学習を生かして、手作りカホンや鍵盤ハーモニカの演奏、元気いっぱいのダンスなどを発表します。オリジナル曲「もえろ5ねんせい」にもご注目ください♪
2 2年生「みんなできるかな?」
2年生で学習した「できるかな?」の絵本から、動物さんに変身して得意なことや好きなことを発表します!各グループの元気いっぱいの発表や楽しく全員でダンスする姿をぜひご覧ください!
3 3年生「Let'sパーティー!おめでとう30周年」
大好きな学校の30回目の誕生日を3年生一同でお祝いします。今年から始まった音楽の授業で学んだ、打楽器でのリズム演奏やダンスでパーティーを盛り上げます。一人一人が心をこめて発表する姿をお楽しみください!
4 1年生「どんないろがすき?〜カラフルはなまる1年生〜」
小学生になり、得意なことがどんどん増えている1年生。カラフルな「色」をテーマに、学級ごとに学習の成果を発表します。最後には、全員でかわいいダンスも踊ります♪
5 4年生「どうぞのいす」
「どうぞのいす」のお話がみんな大好き。自分の好きな動物を選んで劇を発表します。『どうぞ』にこめられた優しい気持ちがたくさん伝わってくるお話です。動物になりきって発表する姿や合奏♪にもご注目ください!
6 6年生「じぶんを信じて みんなを信じて〜にじの先になにがある〜」
様々な事に挑戦し、たくさんの事ができるようになった6年生。長縄跳びや踏み台昇降、合奏、手話コーラスを通して一人一人の頑張る姿や全員で心を一つにして発表する姿をご覧ください!
<高等部より> 「実りの秋に向かって」
7月に行われた、緑ヶ丘地域ふれあいセンターでの販売会は多くの地域の皆さんにお越しいただき、盛況にて終了しました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。初めて経験することも多く、販売会を終えた生徒たちからは、「初めて会う人と話すのが緊張したけれど、楽しかった。」「たくさんの人に買ってもらえて、頑張った甲斐がありました。」などの声が聞こえました。現在も日々の畑仕事と並行して、いただいたアンケートを参考にさせていただきながら、学習に励んでいます。
現在は、10月16日から行われる本校の学校祭「にじのおか祭」に向けての準備を進めています。今年のにじのおか祭では、私たちの日頃の活動について知っていただけるよう、様々な企画を検討しています。一人一人が任された役割を果たし、にじのおか祭成功というゴールに向かって精一杯取り組んでいますので、にじのおか祭にお越しの際には、ぜひ農園芸班のブースにもお越しください。
【ご縁に感謝】
夏野菜の収穫は終わりに近づいてきましたが、8月末より郡山駅前にて長きに渡り地元の方に愛される居酒屋さんである、安兵衛様に野菜を卸させていただいております。今後も大根や白菜など冬野菜を卸させていただく予定となっております。ぜひ郡山駅前にお越しの際は、立ち寄っていただき、私たちが心を込めて作った野菜を味わっていただけたらと思います。
今後も地域の皆さんとつながりながら学習活動に取り組むことで、実践力を育み、自信をもって卒業後の生活を送ることができるよう、学習を続けていきます。
【左より】鰹とあぶくま産白茄子の小鉢、あぶくま産甘長とうがらしの肉巻き焼き、あぶくま産丸茄子ミートチーズ焼き
【安兵衛様公式インスタグラム】
https://www.instagram.com/izakaya.yasubey.koriyama/
今何時?「できた!わかった!」をウォッチんぐ!?【数学:時刻と時間】
「今何時?」「え、うーん…」
教師 「時計とは?時間とは?」
生徒A「あれ!(時計を指さす)」
生徒B「時間は守らなきゃいけない!」
教師 「ごもっとも」
感覚では大体把握している「時間」。いざ意識する、正確に読むとなると様々な「力」を働かせなければなりません。
日常的によく見るアナログ時計。初めて読む子どもたちにとってはどうでしょう。早速様々な壁に当たります。
生徒A「10時6分!」
生徒B「どっちの針を読むの…」
生徒C「10と11の間に針があって分からない…」
教師(苦手意識ができてしまう前に、時計が読める、できた!わかった!と感じてほしい…)
悩んでいましたが、自分の腕にはデジタル腕時計が。デジタル時計であれば数字を読む力を働かせて分かるかもしれません。
生徒に合わせてデジタル時計をまず活用し、時間を読む良さを感じ、それからアナログ時計に移行したほうが学習を深められると考えました。
今回の教材はデジタル腕時計!
生徒 「大人みたい!カッコいい!」
自分からつけてくれました。
PowerPointで読み方の学習を行い、フラッシュカードで読んでみたり、ストップウォッチ機能で10秒や1分を計り時間の感覚を身に着けながら学んだり…時計の単位の理解を深め、自然と時計への抵抗感がなくなり、読めることで笑顔が見られるようになりました。アナログ時計の学習への移行もスムーズにできました。
学習を進める中で、「日常生活で時計を意識して行動する」社会生活に必要な力を伸ばしていくことができればと考えます。
今後も、中学部の数学の授業では、子どもたちのできた、分かったという姿を増やしていくことのできるような学習活動を展開していくことができればと思います。(中学部数学担当)
「にじのおか祭 中学部、高等部作業製品販売について」
10月16日、17日に、にじのおか祭が開催されます。当日は、中学部と高等部の作業製品販売と高等部作業体験イベントを行う予定です。どの製品も生徒が各作業班で丹精込めて作成したものです。ぜひお立ち寄りください。
詳しくは下記のパンフレットの内容をご覧ください。
【あぶくまファクトリー】~様々な栽培を通した学び~(高等部3学年)
高等部3年5・6・7組合同で野菜の栽培をしています。
畑ではなく、手軽にできる袋栽培の方法でじゃがいも栽培に挑戦しました。6月に種芋を植え、日に日に移り変わる成長を観察してきました。猛暑や大雨を乗り越え9月に無事に収穫をしました。
予想より収穫の量は少なかったですが、土の中からじゃがいもを見つけると収穫の喜びや自然の仕組みについて学びを深めることができました。
また、現在は“しそ”の水耕栽培にも挑戦しており、
「水だけで育つ?」
「種が緑に変わった」
「芽が出てきた」 などと関心を持って取り組んでいます。
生徒の「なぜ」「どうして」を植物のからだの特徴や成長のしかたなどの学習や生活での活用のしかたと結び付けさらなる学びにつなげていきたいと考えています。
(ちなみに第3弾はキノコ栽培の予定です。)
【さつまいも栽培】~野菜作りから学ぶ、食への感謝~
生徒たちは学校の畑でさつまいもを栽培し、自然と触れ合いながら貴重な学びを得る機会がありました。草取りや作物の手入れに真剣に取り組む姿が見られ、仲間との協力を通じて成長している様子が感じられました。今後は、収穫したさつまいもを使った調理実習を予定しており、自分たちで栽培したものを食することで、食べ物への感謝の気持ちや達成感を育んでいきます。
今後もこのような活動を通じて、生徒たちの成長と学びをこれからも応援してまいります。
【修学旅行に行こう!】~仙台の文化や歴史を知ろうvol.2~(中学部)
9月12~13日、仙台方面に修学旅行に行ってきました。武田の笹かまぼこ工房では、焼き体験を行い、自分で作った笹かまの味に感動しました。その後、仙台うみの杜水族館でさまざまな海の生き物を見学し、イルカショーを楽しみました。次に、仙台城跡を訪れて伊達政宗公の銅像を前に写真を撮り、ボランティアの方の話を聞きながら歴史の重みを感じました。また、こけしのしまぬきでは、こけしの絵付け体験を楽しみ、世界に一つだけのこけしを作りました。地底の森ミュージアムでは、古代の森の化石に触れ、遠い昔の地球の姿を学んだり、牛たん本舗で仙台名物のおいしい牛たんやテールスープを味わったりしながら、歴史や自然、そして仙台の食文化に触れた貴重な体験となりました。
この修学旅行で学んだことや体験したことを、今後の学習や生活に生かし、生徒たちの成長と学びにつなげていきます。
<高等部より> 「高みを目指して!第3回全国特別支援学校フットサル大会東北大会に参加しました」
本校サッカー部は、1~3年生合わせて20名で活動しています。今年度は「深化」というスローガンを掲げ、日々活動に取り組んでいます。サッカーを通して、自分や他者のよさに気付いたり、チームとして試合に取り組む中で、自分の役割について考え、行動したりする力を身に付けられるよう、日々活動しています。
今年度は新たにフットサルにも挑戦しており、9月7日(土)には、第3回全国特別支援学校フットサル大会東北大会に参加しました。
前日の9月6日(金)には、ヴォスクオーレ仙台の丸山選手に来校いただき、指導をしていただきました。
日頃経験できない、国内トップリーグで活躍する選手の話ということで、生徒たちも目を輝かせながら話を聞いていました。トラップ(ボールを止めること)の重要性について特に指導いただきました。生徒たちは指導の通りに実践しようと懸命に努力する姿が見られました。
ゲーム形式の練習では、丸山選手のキープするボールを果敢に取りに行こうとする姿も見られました。生徒たちからは、「体がとても強くて、かっこよかった」「トラップや強いシュートの練習をこれからも頑張りたい」といった感想が聞かれました。
丸山選手からのコメント
今回は、第3回全国特別支援学校フットサル大会東北大会に参加されるチームを回り、指導をしています。今まで様々な支援学校さんを回ってきましたが、あぶくま支援学校さんは特に、生徒さんの話を聞く姿勢が素晴らしく、懸命に練習に取り組んでくれていました。途中少し難しいことを指示しましたが、前向きに挑戦しようとしており、感心しました。試合では、フットサルの戦術である、キックインからのプレーについてしっかりと理解して取り組んでいることが印象的でした。フットサルを楽しんで取り組んでほしいと思います。
翌日に行われた大会では、初めての経験ということで、緊張した様子ではありましたが、一人一人が試合の中で求められる役割について自ら考えながらプレーする姿が見られました。残念ながら全国大会出場とはなりませんでしたが、大会を終えた生徒たちからは、「結果は悔しかったけれど、夏休み中に頑張ってきたことが発揮できてよかった」「試合を通して自信がもてたことがよかった」「とても悔しい。10月のスポーツ大会では絶対優勝したい」などといった声が聞かれました。
今後もサッカー部は、サッカーを通じた成長や卒業後のウェルネスを意識したスポーツ習慣の確立を目指しながら活動を続けていきます。
大会結果ページ
https://tohoku-fa.jp/?p=9192
お知らせページ
https://tohoku-fa.jp/?p=10089
【経験交流によるアイデアの創出】~ホワイトボードミーティング~(地域支援センター特別支援教育研修会)
【修学旅行に行こう!】~仙台の文化や歴史を知ろう~(中学部)
中学部3学年では、9月12日、13日の2日間で仙台市へ修学旅行に行ってまいります。そして、修学旅行をより楽しく、学びあるものにするために仙台の地理や訪問する施設、旅行中のルールなどの事前学習に取り組んでいます。
今回の事前学習では、修学旅行の行き先や旅行中のルールについて学習しました。生徒たちは夏休み前から修学旅行を楽しみにしていたこともあり、集中して先生の話を聞き、質問にも積極的に答えることができていました。また、部屋割の発表があり、部屋ごとに部屋長を決めました。その際生徒たちは自分たちで話し合いをし、積極的に手をあげたり、譲り合ったりしながらどの班でもスムーズに部屋長を決めることができました。
修学旅行先では、普段の学校と違って、施設や社会のルールを守って行動する必要があります。楽しいことや貴重な体験がたくさんありますが、修学旅行を楽しいものするためには友達と協力しあったり、ルールを守って行動したりすることなどが大切であることを学びました。自分のことだけでなく、友達や他のお客さん、お世話になる方々などのことも考えて行動することを意識していきたいと思います。
事前学習で学んだことやこれまでに経験してきた校外学習や宿泊学習などの学びを生かし、友達と楽しい思い出を作ってきたいと思います。
【調理実習~Summer Lunch~】<高等部3学年>
高等部3年4組では、「Summer Lunch」と題して、栄養のバランスのとれた、暑い夏を乗り切る涼しさを感じる料理を考えて調理しました。
メニューは、冷やし中華、そうめん、冷しゃぶです。事前学習では、暑さを乗り切るために必要な栄養を考え、具材は何にするか話し合ったり、調理手順を調べたりしました。
実際の調理では、自分が食べる分の具材のキュウリを切ったり、麺をゆでる時間を意識したりしながら取り組むことができました。キュウリ、ミニトマト、ハム、ゆで卵などの具材を彩りよくトッピングし、おいしくいただきました。
【身近なリサイクルについて考えよう】~富久山クリーンセンターを見学しよう!②~(中学部)
中学部1学年では、事前学習で学んだリサイクルの大切さや仕組み、環境保全に対する意識をさらに高めるため、「郡山市富久山クリーンセンター」で実際のごみ処理やリサイクルについて学習をしてきました。
7月12日、中学部1学年は富久山クリーンセンターに行ってきました。今回の校外学習では、①ルールや約束を守って集団で行動し、活動すること、②展示を見学したり、体験研修等を活用したりして、自然環境等のことについて興味関心を持ち、「自分ができること」や「みんなでできること」への意識を高めることを目的として、身近なリサイクルについて考える活動をしてきました。
クリーンセンター内やゴミ処理について、映像を見ながら社員の方に説明をいただいた後、実際に工場内を案内していただきました。焼却炉やゴミ収集車の様子を見たり、タッチパネルでごみの分別のクイズを行ったりと、生徒たちは興味津々で見学していました。 また、分別をすることの必要性やゴミが製品にリサイクルされることなど、多くのことを学びました。
今回の工場見学で学んだことや考えたことを生かして今後も生徒の体験的な学習の機会を大切にして将来の自立と社会参加に向けて必要な力を育んでいきたいと思います。
【共生社会の実現に向けて】~地域の中学校との交流及び共同学習を通して②~(中学部3学年)
中学部3学年では、先日お知らせした郡山第四中学校との交流学習に行ってまいりました。実際の交流学習では、開会式に始まり、ボッチャ大会や作業製品紹介などを行いました。
ボッチャ大会では、交流校の生徒と合同で4チームを作り、協力して楽しみながらゲームをすることができました。ゲームをする際には各チームで代表者を決め、ボールを投げる順番をお互いに話し合いで決めました。
その中で自分のやりたいことを伝えるだけでなく、交流校の生徒の話を聞きながら順番を決めることができ、相手の気持ちや思いを尊重しようとする態度が身についてきていると感じました。ゲーム中もお互いのプレーをよく見て交流校の生徒に対しても大きな声で応援する姿が見られました。
次に作業製品紹介では、各作業班のキャップの生徒が製品の作り方を説明したり、実際に販売する製品を手に取って見てもらったりなどして自分が学んでいることを分かりやすく伝えることができました。
発表の際は、話を聞いている人のほうを向き、聞き取りやすい声で話をしていて、普段の自分たちの活動を知らない交流校の生徒にも話が伝わるようにしようとする生徒の努力や工夫が伝わってきました。
今回の交流学習を通して、交流校の生徒を意識して積極的に活動に取り組むことができました。特に初対面の人にも相手の気持ちを考えて関わることや初めて来た場所でも慌てずに先生の話を聞き、ルールを守って利用できることなど修学旅行前にも関わる大切な力を発揮することができたと思います。
今後も修学旅行、高等部入試など様々な行事や挑戦がありますが、今回学んだことを生かしつつ、3学年一丸となって臨んでいきたいと思います。
【身近なリサイクルについて考えよう】~富久山クリーンセンターを見学しよう!~(中学部)
中学部第1学年では、リサイクルについて学んでいます。それらを実際に見たり体験したりすることを目的として「郡山市富久山クリーンセンター」への校外学習を計画しました。
【事前学習①】~富久山クリーンセンターとは~
「富久山クリーンセンター(体感型環境学習施設)」は、「カーボンニュートラルシティこおりやま」の実現に向け、脱炭素型の行動を後押しすることを目的として設置された体験型の施設です。この施設の詳細や学習の目的等について知るために、校外学習の日程や当日の服装、持ち物についての確認など、1回目の事前学習を行いました。1年生にとっては初めての校外学習となることから、子どもたちはワクワクした表情を浮かべて話を聞いていました。
【事前学習②】~リサイクルの仕組みについて学ぶ~
生活の中にある身近なリサイクル品や、リサイクルの仕組みについて学習しました。子どもたちは、リサイクルできるごみとできないごみがあることを知り、それらの処理方法の違いや特徴について考えました。また、リサイクルを促進することで環境にどのような影響があるのかについて学びました。
【事前学習③】~社会のルールやマナーについて学ぶ~
公共の場における挨拶やバス乗車中のマナー、公共施設の見学の仕方等について学びました。施設の方への望ましい挨拶の仕方や、ルールを守って見学することの大切さを学びました。
これらの学習活動を通して、子どもたちはリサイクルの大切さや、環境保全に対する意識を高めることができたように思います。実際の見学の際は、リサイクルの過程を見たり、聞いたりしてさらにリサイクルの仕組み、環境への取り組みなどを学習したいと思います。
「プール大好き!水の中での運動に挑戦!体育って楽しいね!!」(小学部3年2・3組)
小学部3年生の体育では、水治訓練室で水の中での運動に挑戦!
小学部3年生からは体育が始まり、2年生までの水遊びからのステップアップを目指しています。
約束事の確認と準備運動では、安全に活動ができるよう丁寧に取り組んでいます。
約束を繰り返し確認することで、児童自ら約束を意識した行動をとる姿が見られるようになってきました。
待望の水の中の活動では、約束事を守って楽しもうとする姿に2年生からの成長を感じています。
今年からはビート板を使っての活動に挑戦しています。
水に浮くことにドキドキの表情の子どもたち。
活動を重ねるごとに少しずつ慣れ、力を抜く感覚の心地よさ、バタ足で進む嬉しさを感じることができるようになってきました。
水の中が大好きな児童もいれば、顔を水につけることがまだ難しい児童もいます。
児童一人一人の段階に応じて、ステップを重ねながら水の中での運動の楽しさに気付いていけるように取り組んでいるところです。
小学部での様々な経験を通して、できるようになることの楽しさを感じ、自らの可能性を広げる活動の一つとしていけるようにしていきます。
【水治訓練室って何?】~水の中での運動~(小学部)
【校外学習を振り返って】(高等部1学年)
7月11日(木)、1年7組~11組合同で校外学習に行き、郡山駅周辺の施設の利用や見学をしてきました。
<郡山スペースパークで紫外線による変化の実験>
事後学習では、写真で活動を振り返り、一人ひとりがワークシートに感想をまとめました。学習を通して、公共施設でのルールやマナーを守ることの大切さや集団で行動するために大切なことについて再確認することができました。
<学校での振り返り>
来年度に修学旅行を控えているので、今回の学習で学んだ内容や経験を他の学習場面でも活かしていき、高校生としてふさわしい態度や心構えを身に付けることができるよう学習を積み重ねていきたいと思います。
【音楽を通して想像力を育む】(高等部3年8・9組)
【コミュニケーション能力を高めるために~NGワードゲーム~】(高等部1学年)
高等部1年4組では、自立活動の授業でコミュニケーション能力を高めることを目指し、NGワードゲームを行いました。
自分の体に貼ってある言葉を口にしてしまうとペナルティとなるルールの中で、友達の体に貼ってあるワードを引き出すために、積極的に質問したり、知っていることを話したりして、自然と対話が生まれました。
「○〇のアニメのキャラクターの声優さんと、○○のアニメキャラクターは一緒の声優さんらしいよ。」→「ヘぇ~」←NGワード!!歓声!!のようにとても盛り上がりました。
また、「おもしろい!」のワードを引き出すために、ジェスチャーやダンスを踊ったり、おもしろい顔をしたりして、「おもしろい!」を引き出していました。
楽しみながらも相手の思考を推し量りながら、コミュニケーションを深める貴重な経験となりました。
【子どもたちの命を守るために】~心肺蘇生法講習会~(健康教育部)
「木の箱をつくろう!」(高等部2年14組)
高等部2年14組の2週間の校内・校外における産業現場等における実習では、初めての場所であっても気持ちや体調を整えながら、最終日まで取り組むことができました。実習後も活動を継続し、木の板を組み合わせて本やファイルを入れる木箱製作のために必要な技能を育むために、練習に取り組んでいます。
やすりを使い方を少しずつ覚え、木の表面を滑らかにすることができました。板に木のパーツでそれぞれペンギン、くま、トンボなどの動物の顔を貼り付けていきます。可愛い木の箱を作るためにこれからも頑張っていきたいと思います。
【標語作りから言語能力を育む】~相手に伝わりやすい表現とは~(中学部3年)
【はたらく意義と協働】~前期産業現場等における実習~(高等部2学年)
6月10日(月)から21日(金)まで産業現場等における実習を実施しました。2学年は校外における実習は初めて行うことから、生徒たちは緊張や不安感を感じている様子が見受けられました。毎日実習先に通ったり、作業に継続して取り組んだりすることで、少しずつ慣れていくことができました。
今後は実習先で経験したことや学んできたことを生徒同士が共有し、将来の職業生活を具体的にイメージすることができるよう学習に取り組んでいきたいと思います。
【海の生き物に触れる】~アクアマリンふくしま移動水族館~(小学部)
【体験的・実践的な活動を通してルール・マナーの基礎を学ぶ】~修学旅行に行こう!~(小学部6年)
<中学部より> 「工夫する力!理科の問題解決能力を伸ばす」【電気の通り道】
「今日はみんなが電気をつけよう!さあ、実験を始めよう。」
これまでの学習で、電気の通るもの、通さないものを学び、学んだことを生かして電気の通り道(回路)を作る実験です。
生徒A「他の繋ぎ方はあるかな。」
生徒B「あれ、つかない」
生徒C「先生、手伝ってください!!」
生徒D(うまく繋げずイライラしてそう…)
実験はうまくいかないことがあるもの。うまくいかない場合、どうしたらうまくいくか、考えて工夫することが大切と伝えます。
自分で考え、課題を乗り越えた先にできた、分かったという経験は、これからの学習や人生においてうまくいかないことがあっても、自分の力で乗り越えることができる大切な力と考えます。
今回の理科の力は「くらべよう!」頑張ることを生徒と共有しました。【理科の問題解決能力の育成】
中学部2学年では、光っている時の回路は繋がっているか、繋がっていないか、金属で繋がっているかという様子を観察し、状況を関連付けて考える力を伸ばすことも意識します。
教材作成において、生徒が自分でできるように、ワンタッチで電気が通るものが分かる教材や、身近で分かりやすい金属の道具を活用することとしました。
うまくいかない場合には、前時で学んだことを生かします。
教師 「電気を通すものはどんなもの?」
生徒A「シルバーのもの!」
生徒B「金属!」
教師 「金属でつながっていないと電気が通らないね」
生徒A「あ、そうか!」
初めは光らない、繋がらないこともありましたが、自分で考え工夫し、光った豆電球を自慢げに見せてくれました。
今後も中学部理科では、子どもたちのできた、分かったという姿を増やしていくことのできるような学習活動を展開し、身近な事象の理解を深め、問題解決能力を働かせながら、理科の資質・能力を充実していくことができればと思います。
(中学部理科担当)
【継続と習慣化】~体力・持久力を育む~(小学部あぶスポチャレンジ)
【働くことって?】~初めての前期校内実習を終えて~(高等部1-9)
6月10日(月)~6月21日(金)の10日間、1年生にとって初めての高等部前期校内実習が行われました。
個々の生徒の良さを更に伸ばすことができるように、丁寧な作業を意識することができる生徒2名はリサイクル(アルミ缶)班、体力に自信のある生徒1名は農園班に所属し作業に取り組みました。今回の目標として「時間を守る」「友達と一緒に取り組む」「丁寧に仕事をする」など、それぞれが自己の目標を設定して取り組みました。
実習二週目に差し掛かると、生徒たちに疲れが見えはじめ、ミスが増えたり、効率よく作業に取り組むことが難しくなったりすることもありましたが、休憩時間にしっかりと体を休め、気持ちを整えたり、個々の目標を確認したりすることで実習最終日までやり遂げることができました。
今後も自己の進路実現に向け、個々の適性や課題に応じた目標を生徒と一緒に設定し、キャリア発達を促していくことができればと思います。(学級担任)
【挑む】~アビリンピックから自分の実力と課題に気付く~(高等部情報/清掃班)
【安心・安全な学校を創る】~不審者対応講習会~(福島県立あぶくま支援学校)
【English class with ALT】~他者とつながろうとする子どもを育てるために~(高等部2-1)
【あぶくまファームマルシェ】~生徒の思いから実現した地域販売会(高等部農園芸班)
【はたらく意義と協働】~5日間の校内実習を通してキャリア発達を促す~(中学部)
【つなぐ・むすぶ・わたす】~地域支援センター特別支援教育研修会~(福島県立あぶくま支援学校)
【もっともっとうまくなりたい!】~福島県障がい者スポーツ大会~(高等部部活動)
【PTA図書だより】(渉外部)
PTA図書だより第2号を掲載します。
【体験的・実践的な活動を通してルール・マナーの基礎を学ぶ】~修学旅行に行こう!事前学習編~
【風とゴムの力】~理科の見方・考え方をはたらかせる~(中学部1年)
【玉ねぎの緑の部分って何?】~農作業を通した気付きと探究~(高等部農園芸班)
【英語と日本語 言語の違いに気付く】~外国語の学習を通して~(中学部3年2・3組)
現在緊急の連絡はありません。
登校時の保護者駐車場及び敷地内での車両の流れについては下記案内図(PDF)をご確認ください。
保護者駐車場及び教員配置図.pdf
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あぶくま支援学校マスコットキャラクター「ななちゃん」