児童・生徒の活動紹介~Activities~

~Activities~

<教育支援部より> 支援事例集を追加しました!

 あぶくま支援学校HPのトップページにあります「特別な支援を必要とする児童・生徒への支援事例集 ~一人一人に寄り添いながら~」の事例集を2件追記しました。

困り感を抱えるお子さんの支援に役立つことができたら嬉しく思います。ぜひご覧ください。

 

 教育支援部 地域教育支援係

<中学部より> 「自画像版画に挑戦!」

 中学部1年2・3組では、美術の時間に、自分の顔を版画で表現することに取り組みました。毛糸やモール、カラーボードなどの様々な素材を使って、目・鼻・口・髪の毛などの顔のパーツを表現しました。バレンを使って版画を刷る際には、力を入れ過ぎないよう優しくこすることを意識して取り組むことができました。

<中学部より> 中2の部屋「生活単元学習の授業<あかりをつけよう>から」

  中学部2年1組で電気の学習を行いました。

 使える道具は豆電球、ソケット、電池の三つ。生徒たちは、ソケットにつながった二本の導線と電池をどのようにつなげれば豆電球に明かりがつくのか、様々な繋ぎ方を試しました。しばらくして、豆電球をつけることができると、嬉しそうな様子で明かりをつけたり消したりしていました。学習のまとめでは、「電池のふくらんでいるところ(プラス極)とたいらなところ(マイナス極)に導線をつなげれば電球がつく」ことを確認しました。また、「電球がついているときには、電気が流れていること」も学びました。

<中学部より>「3学年1・2・3組 学習の様子」

3年1組 「米作りをしよう」 理科・食育

 5月から「バケツ稲栽培」を始め、10月には稲刈りを行いました。先日生活単元学習の時間、乾燥を済ませた稲の、脱穀や籾取りを行いました。米作りを通して、稲の成長の様子を観察したり、育てた米が口に入るまでには様々な苦労があることや、米一粒の大切さに気付いたりすることができました。

  

3年2組「分度器で角度を測ろう」 数学

  分度器を使って角度を測る学習を行っています。始めは、目盛りの読み方や、分度器の中心を角の頂点や辺にどう合わせるかなど慣れない様子が見られましたが、繰り返し使い方を確認しながら取り組んできたことで、今では一人で角度を測ることができるようになってきました。

 

3年3組「インタビューをしよう」 国語

 インタビュー活動を通して、適切な言葉を用いて、身近な人の話を聞いたり、聞いたことを書き留めたりする学習を行っています。インタビューをする時は丁寧な言葉遣いで話すことや、メモを取る時は短い言葉でポイントをしぼって書くことなどを学び、実際に友達や教師にインタビューを行いました。

 

<小学部より> 「第2回 あぶスポチャレンジ」

11月14日(月)~18日(金)の期間に、小学部で第2回あぶスポチャレンジを行いました。

日々取り組んでいる「あぶスポタイム」で培った力を発揮する場を設定し、評価することで運動意欲の向上や達成感を得ることをねらいとしています。

今年度も、一人一人の取り組みに応じて、決められた距離を何分で走れるかを記録する「スピードコース」と一定時間にどれくらいの距離を走れるかを記録する「チャレンジコース」を設け、体育館と校庭に活動場所を分けて実施しました。

第1回あぶスポチャレンジでの記録を更新し、レベルアップすることを目標に、一生懸命走ることができました。走り終えた子どもたちからは「頑張った!」「来年も頑張る。」などの感想も聞かれ、意欲的に取り組む姿が見られました。

 

<中学部より> 「中学部紙工班による製品販売会2」

 11月14日(月)、あぶくま支援学校教育活動後援会会長、佐久間喜重様が再び来校され、中学部紙工班が製作した封筒とポチ袋をご購入いただきました。2

 生徒たちは、自分たちの作った製品を販売できたことが前回以上に嬉しい様子で、佐久間喜重会長様と笑顔で握手をする場面も見られました。

 生徒たちは自分の担当以外の作業にも興味をもつようになり、作業に対する意欲が感じられます。実際に、様々な作業を経験する中でできるようになった工程が増えています。今後も向上心をもって作業に取り組み、自分のできることを増やしていきます。

<にじのおか祭実行委員会より> 「 にじのおか祭 」

 10月22日(土)に、にじのおか祭が行われました。にじのおか祭は、学校全体の行事として友達や教師と一緒に協力して取り組んだり、学習の成果を発表することで今後の学習意欲を高めたりすることをねらいとしています。当日は、小学部・ステージ発表、中学部・総合的な学習の時間の発表、作業製品販売、高等部・作業製品販売や体験等を行い、日頃の学習の成果を披露しました。保護者の皆様におかれましては、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策にご協力いただきながらご覧いただき、ありがとうございました。

 〇小学部

 合奏やダンス、修学旅行の思い出など、これまで学習してきたことの成果をステージで発表しました。台詞や合奏なども、日々の練習を繰り返す中で上手にできるようになりました。大きな舞台やお客さんに緊張しながらも、精一杯披露することができました。

<練習の様子>

〇中学部 

<学習の成果発表>

 1年生は、ムシテックワールドに行き、ビーカーポップコーンの実験やサイエンスショーの体験を、明るく元気に楽しく発表しました。2年生は、学んだ英語の知識や成果を調べ学習グループ、クイズグループ、ダンスグループに分かれ、生徒それぞれの得意分野をいかして発表しました。3年生は、私たちの住む「福島県」。その中でも、修学旅行で見学してきた鶴ヶ城や白虎隊を中心に、会津について発表しました。

<作業学習> 

 今回は、2・3年生で構成された作業班で販売を行いました。お買い上げ、ありがとうございました。1年生の基礎作業班は、9月に始まったばかりなので、11月下旬の授業参観で初販売となります。

○高等部

 作業班ごとに製品販売や作業実演、体験コーナー等の活動を行いました。たくさんのお客さんの前で、販売や実演等を行ったことは生徒にとって貴重な経験になったとともに、今後の学習意欲の向上にもつながりました。

<中学部より> 「中学部紙工班による製品販売会」

 11月1日(火)、あぶくま支援学校教育活動後援会会長、佐久間喜重様が来校され、中学部紙工班が製作した封筒とポチ袋をご購入いただきました。

 紙工班では、牛乳パックのラミネートはがし、ちぎり、紙すき、ミキサーがけ、形成、計量などの班に分かれ、封筒、ポチ袋、メモ帳、油取りパックを生産しています。生徒たちは毎時間真剣に作業に取り組み、4月から数多くの製品を生産してきました。今回佐久間喜重会長様に製品を購入いただいたことで、生徒たちは自分たちの手で作ったものが形となるという喜びとともに、購入してくださる方がいるという喜びを実感できたと思います。そして、今後の作業への取り組みもより一層熱心なものとなるきっかけとなりました。これからも、紙工班全員で協力し、たくさんの製品を生産していきたいと思います。

 

<にじのおか祭実行委員会より> 「 にじのおか祭 作業班製品紹介・イベント紹介 」

 10月22日(土)に、にじのおか祭が行われます。当日は、中学部・高等部の作業製品の販売や高等部作業班によるイベントを行っておりますので、ぜひお立ち寄りください。なお、新型コロナウイルス感染症対策のため、来校者は本校児童生徒の保護者のみとなりますので、ご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

<中学部より> 「お金に関する出前講座」

9月28日、3年1組~3組の生徒17名が「お金に関する出前講座」に参加しました。

 「お金に関する出前講座」は、福島県金融広報委員会様が企画されているもので、お金の使い方や大切さを学ぶ内容となっていました。

 今回は「おかいものすごろくゲームでお金の使い方を学ぼう」というテーマのもと、すごろくゲームでお金のやり取りやこづかい帳のつけ方などを学習しました。4人1組に分かれ、買う物を事前に決めたり、予算1000円をどのように使うかを考えたりしながら、楽しく取り組むことができました。

 後半は、『まる子、お金の大切さに気付く』という、ちびまる子ちゃんが登場するDVDを観ながら、①「お金には限りがあることを知り、そのお金を様々なことに使うことで、家庭の生活が成り立っていることに気付く 」②「限りあるお金を無駄遣いしないために、その買い物が本当に必要なものなのかどうかをよく考えることが大切だと気付く」という2つのテーマについてみんなで考えることができました。

 また、9月26日には、保護者対象に「親なきあとを考える」というテーマで出前講座を行いました。「相続・遺言書」「成年後見制度」「任意後見契約」など、司法書士の先生からわかりやすく説明をいただきながら、親が亡くなった後の生活について考えることができました。

 生徒向け、保護者向け、どちらの講座も大変有意義な内容でした。これからの学習や生活に生かしていきたいと思います。

<総務部より> 「 PTA奉仕作業 」

 9月14日(水)にPTA奉仕作業が開催されました。今回の奉仕作業は、高等部の保護者の方に御協力いただき、校庭の除草作業を行っていただきました。

 校庭の雑草が取り除かれ、子ども達の授業や部活動等で活動しやすくなりました。

 お暑い中、多くの保護者の皆様に御参加いただき、心より感謝申し上げます。

<中学部より> 「中学部3学年 修学旅行」

中学部3学年は、9月8日(木)に1組~3組が会津方面、9月9日(金)に4組~8組が会津・猪苗代方面に2つのグループに分かれ、自分たちが住む県の地理等の社会の様子や歴史、身近な生き物について調べたことを生かしながら様々な体験をし、見聞を広めることをねらいとして修学旅行に行ってきました。

 <1組~3組の活動の様子>

民芸の里「松良」であかべこ絵付け体験をしたのち、傘を差しながら飯盛山の183段の階段を上り、白虎隊が鶴ヶ城を眺めたという場所やお墓を見学しました。あいにくの雨で飯盛山から鶴ヶ城ははっきりとは見えませんでしたが、線香のにおいを嗅ぎ、今なお多くの人に歴史の一つとして語り継がれていることを肌で感じました。

 昼食の御宿東鳳では、シャンデリアの光る会場で豪華な食事を堪能しました。

 午後には鶴ヶ城内の見学をし、当時使われていた立派な刀や天守閣から見える会津若松市内の眺望に驚きの声が上がっていました。

 台風によって発車時刻が早まり、大急ぎで西若松駅で切符を購入し、会津若松駅まで電車に乗ることもできました。無事に全員が電車に乗れた時には、安堵の表情が見られ、無事に会津若松駅に着くと堂々と切符を自動改札機に通す姿にこの修学旅行が充実し、満足したものだったとの表情を見ることができました。

 <4組~8組の活動の様子>

 鶴ヶ城会館では、赤べこの絵付け体験や買い物などを楽しみました。赤べこの絵付け体験では、学校での練習の成果を発揮しながら思い思いの模様を描き、すてきな赤べこができあがりました。また、会津の民芸品やお菓子などを選んで買い物をしたことも修学旅行の思い出の一コマとなりました。

 ワシントンホテルでは、広い会場でフォークやナイフなどを使いながら会津名物のソースカツ丼を味わうことができました。食後はホテルの豪華なソファーで休憩し、優雅な時間を過ごすことができました。

アクアマリン猪苗代カワセミ水族館で魚や鳥を間近で見たり、ボルダリングや木のおもちゃで遊んだり、昔の汽車に乗ったりして、喜びの声を上げたり雰囲気を楽しんだりする姿が見られました。

 今回の修学旅行は、感染予防のため日程の変更等もありましたが、友だちと一緒に様々な活動を体験することでたくさんの笑顔が見られ、1人1人にとって充実した1日を過ごすことができました。

 <中学部より> 「第1学年 校外学習 郡山自然の家へ行こう」

9月2日(金)に校外学習で郡山自然の家に行ってきました。自然の中で活動することを通して自然に親しみながら、自然への関心を高めることや、集団で行動するときのルールや約束を守って活動することを目標に取り組んできました。

当日は天候にも恵まれ、外でフィールドビンゴを行うことができました。自然の中で季節の虫を見つけて、友達に伝えたり、鳥の声に耳を傾けたりする姿が見られました。

二つめの活動は、前日の雨で緑の広場の足元の状況が悪いこともあり、総合活動館での活動になりましたが、スラックラインやトランポリン、バランスボールなどの様々な遊具で意欲的に楽しく運動することができました。活動後は、笑顔でお弁当を美味しそうに頬張っていました。

 自然に親しみながら、自然への関心を高め、集団で行動することを意識して、活動に取り組むことができました。これらの学びを今後の学校生活に生かしていきたいと思います。