児童・生徒の活動紹介~Activities~

~Activities~

<教務部より> 「 学校を花でいっぱいに 」

 昨年度、卒業生の多くがお世話になっているNPO法人すだち福祉会様から、「学校をお花で彩ってください。」と、富山のチューリップ等の球根を750球ご寄付いただき、小学部、中学部、高等部の児童生徒が春に色鮮やかなチューリップの花を咲かせるように願いを込めながら植え付けを行いました。

 寒い冬を超え、芽が出始めると「いつ、咲くのかなと?」と、心待ちにしていましたが、4月に入り暖かい日が続き桜が満開になると、チューリップの花が色鮮やかに次々と咲き始めました。

 あぶくま支援学校が、もっと花でいっぱいになるように今後も取り組んでいきたいと思います。

<小学部より> 「 家庭の交通安全推進員の委嘱状 」

 4月13日(水)、郡山警察署の方が来校され小学部6年生に「家庭の交通安全推進員の委嘱状」が、手渡されました。

 子供たちは、嬉しさと緊張感の表情でしたが、警察官の方から一人ずつ委嘱状をいただき、「交通ルールを守って生活できるように、みなさんがお手本になってください。」と、お話をいただくと、元気に返事をしていました。

 家庭の交通安全推進員として、頑張ってほしいです。

〈教務部より〉令和4年度入学式

令和4年度入学式が小・中学部は4月7日(木)、高等部は4月11日(月)に実施され、

小学部13名、中学部18名、高等部61名の新入生が入学しました。小学部・中学部の児童生徒は呼名にしっかりと返事をしていました。

高等部入学式では、新入生を代表して、柴田彩音さんが誓いの言葉を述べました。新しく始まる学校生活への希望を感じました。

<中学部より> 「 ボランティア委員会の様子 」

 中学部・ボランティア委員会では、学校前を通る県道のごみ拾いを行っています。1・2・3年生が学年ごとに3方向に分かれ、火ばさみを使ってごみを拾っています。ゴミの中で一番多いのが、たばこです。たくさん落ちていることもあるので、よく確認しながら歩いていますが、回数を重ねるごとに見つけるのが早くなってきました。拾いながら生徒たちは、「マナー違反だな。」「道路が汚れる。」と言いながら、マナーやルールの大切さについて再認識しています。これからも、“自分たちの住む街をきれいにする”という気持ちをもちながら、ボランティア活動に取り組んでいきたいと思います。

<中学部より> 「 保健体育(剣道)の様子 」

 中学部2年1~3組の保健体育では、武道(剣道)の授業を9回行いました。

 最初に礼法について学び、正座や座礼の仕方を練習しました。足さばきの練習では、竹刀を持って構え、前後左右にスムーズに移動したり、前に5歩、後ろに5歩移動したりしながら、前に出した右足と左足が離れすぎないことを意識して練習しました。そして、面・こて・胴の打ち込みにも挑戦しました。最初は腰が引けて力も入りませんでしたが、練習を重ねることで自信がつき、最後は力強く打ち込めるようになりました。また、自分達の活動の様子をタブレット端末で撮影し、学級で鑑賞しました。お互いに「どこがよかったか」「もっとかっこよくするためには、どうしたらよいか」などの意見を出し合うことで、自分の動きを客観的に振り返ることができました。

 これからも、武道で学習した体の使い方や姿勢などを取り入れながら、普段の生活にいかしていきたいと思います。

NEW <高等部より>「出前講座 ~選挙とは? 模擬選挙をしてみよう~」

 高等部3年4・6組では、社会科の授業で選挙についての出前講座を受講しました。前半は、選挙管理委員会の鈴木様をお招きし、政治や選挙についての講話をお聞きしました。後半は、講話をふまえて実際に模擬選挙を体験しました。模擬選挙では、3名の立候補者の演説を聞いて誰に投票するかを考え、実際の選挙と同じ流れで投票を行いました。受付、記載台、投票箱、立会人など実際の選挙会場と同じレイアウトで投票の体験をすることで、選挙の仕方や心構えを知ることができました。生徒は、「選挙があれば必ず行きます。」と感想を述べていました。

NEW <高等部より>「出前講座 ~私たちの暮らしと年金~」

 高等部3年1・2組では、社会科の授業で公的年金のしくみについての出前講座を受講しました。日本年金機構郡山事務所の角田様、戸倉様より、年金が暮らしを支える大きな力になっていることや、なぜ公的年金が必要なのかなど、公的年金について基本的なことを教えていただきました。

 講義を聞いた生徒は、障害年金について質問をするなど身近なこととして関心を高めることができました。

NEW <教育支援部より>「2学期の活動報告」

①<地域支援センター特別支援教育研修会>
 8月24日(火)に地域支援センター特別支援教育研修会をリモートで開催しました。新潟大学教育学部教授の有川宏幸先生より、「困った行動にも理由(わけ)がある」という演題で講演していただきました。行動を観察していくことや有効な観察記録の取り方など応用行動分析学の視点からわかりやすくお話いただきました。リモートでの開催となりましたが、県中地区の保育園、こども園、小・中学校の先生方など広く参加をいただきました。

②<教職員対象校内研修会~地域支援の実際~>
 10月27日(水)に校内の教職員を対象とした研修会を行いました。本校の「地域支援センターなないろ」の地域支援アドバイザーより、「地域支援の実際 研修支援に視点を当てて~自立活動を中心に~」と題して講話をいただきました。今年度の相談支援や研修支援、来校相談等の取り組み状況や、支援の内容について話を聞き、知見を深めました。一人一人が特別支援学校のセンター的機能としての役割について再確認しました。

③<中田地区家庭バレーボール大会>
 12月19日(日)に中田ふれあいセンターで中田地区家庭バレーボール大会が行われました。本校からは3チームが出場しました。 大会に向けて、11月下旬から週に一度、地域の方と共にバレーボールの練習を行ってきました。地域の方々にサーブの打ち方やゲームの進め方についてアドバイスをいただいたおかげで、4位という成績をおさめることができました。

<高等部より> 「バーチャル工場見学」

 3学年1・2・3・5・6組では、WEB会議システムを利用した「自動車リサイクルバーチャル工場見学」を行いました。NGP日本自動車リサイクル事業協同組合の青木さんから説明をいただいた後、自動車がリサイクルされる工程を動画で見学しました。途中クイズも出題され、楽しみながら積極的に参加することができました。見学した後には、青木さんに動画や資料をみて疑問に思ったことを質問し、より理解を深めることができました。

 また、事前・事後学習では3R(リユース・リデュース・リサイクル)についても学習し、普段の生活の中で実践可能なことを考える学習にも取り組みました。

<小学部より> 「 あぶスポチャレンジ 」

11月15日(月)から19日(金)にかけて、「第2回あぶスポチャレンジ」を実施しました。朝の運動「あぶスポタイム」で培った力を発揮できる場を設定し、わかりやすい形で評価することで運動意欲の向上や達成感につなげます。

6月に実施した「第1回あぶスポチャレンジ」の記録と比べると、皆レベルアップし、「負けたくない。」「楽しい。」「がんばったよ。」「次は勝ちたいな」などの感想も増え、一人一人の取り組む態度も充実してきています。

当日は、一人一人に応じた取り組みができるように、決められた距離を何分で走れるかを記録する「スピードコース」と一定時間内にどれくらいの距離を走れるかを記録する「チャレンジコース」を設け、実施場所も普段と同じように、体育館と校庭を選択できるようにしました。